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浜岡原発災害想定、連携訓練 作業員を海上搬送 御前崎

1/29(火) 7:49配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 御前崎海上保安署と御前崎市消防本部、中部電力は28日、浜岡原発(同市佐倉)での原子力災害を想定し、放射性物質に汚染された原発作業員を海上搬送する初の連携訓練を御前崎港で実施した。3機関から計40人が参加し、迅速、的確な態勢の強化を図った。

 御前崎港に停泊する御前崎海保の巡視船ふじを主な訓練会場にした。地震や津波の影響で陸路が寸断される事態も念頭に、御前崎港から清水港までの海上ルートを使い、原子力災害拠点病院の県立総合病院(静岡市葵区)に患者を搬送する手順を検証した。

 訓練者はいずれも防護服姿で臨んだ。放射性物質の汚染拡大を防ぐ養生シートを船内の一室に張り巡らせ、海上搬送の受け入れを開始した。隔離施設のアイソポッド(長さ185センチ、高さ60センチ)の中で横たわる患者役を船内に運び入れた。

 御前崎海保の小岩井直署長は「海上での緊急輸送が有効である場合はできる限り協力する。(今回の訓練に参加した)3機関のみならず、他の機関との連携も確認したい」と今後の方針を語った。

静岡新聞社

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