ここから本文です

iRobotのロボット芝刈り機、10年の開発期間を経て商品化

1/31(木) 8:00配信

TechCrunch Japan

Terraの操作は、最近のRoombaを使ったことのある人なら誰でも、すでにおなじみのはずだ。通常芝刈り機は充電ドックに収まっている。初めて起動されたときに、芝刈り機はiRobotのImprintスマートマッピング技術を使って周囲の様子を探る。この技術は基本的にRoombaで使われているものを、より大規模に応用したものだ。視覚システムは、より障害物を検知し、屋外で起きる均一でないライティング状況に対応するものになっている。

ロボットの上部が開き、小さなリモコンが出てくるので、それを使って初めは人間がどこに行くべきかを手動でTerraに示すこともできる。自分で操縦する楽しみを味わいたいひとは、もちろん後でそれを使うこともできる。

Roombaと同様に、システムはビーコンシステムを利用している(2台のビーコンが同梱されている)。それらはあまり目立たない支柱で地面に立っていて、柵やその他の自然の境界線のない区画に対する、仮想的な境界を作る手助けをする。このシステムはRoombaと同じHomeアプリを利用しているので、ユーザーはその作業進捗状況などをリモートから監視できる。

Terraは刈られた芝をバッグに集めるのではなく、多くの産業用芝刈り機が採用している、マルチングシステム(刈った芝を細かく粉砕する手法)を用いている。このロボットはRoombaよりもはるかに整然としたやり方で芝生に乗って往復し、芝生を縞模様に刈り上げる。バッテリーは、ほとんどの住宅用の芝刈りには十分すぎるほどの容量があるはずだが、もし途中で充電が必要になった場合には、Terraは充電ベースに自力で戻り、充電が終わると続きの場所から芝刈りを始める。

このシステムはさまざまな気象条件に耐えることができる。ただし、特に寒い地域に住んでいる場合には、雪が積もったときには屋内に持ち込んでおくことが賢明だ。特定の芝生から別の場所に移動されたときには、Terraが使えないようにするセキュリティシステムも搭載されている。

価格を含む詳細はこれから発表される予定だ。面白いことに、このロボットはまずドイツで発売され、今年後半には米国でベータ版として発売される予定である。このため同社はシステムの調整をまだ継続することができるだろう。

(翻訳:sako)

Brian Heater

2/2ページ

最終更新:1/31(木) 8:00
TechCrunch Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事