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高層マンション建設で日照時間1日たった15分!…復興住宅入居者の憤りの行き場は?

1/31(木) 20:51配信

FNN PRIME

「日照時間15分」電気代にも影響…住民の嘆き

東日本大震災の被災者のために作られた仙台市復興公営住宅。
その周りに高層マンションが次々と建設され日差しがほとんどない状況となり、住民と行政との間でトラブルとなっている。

【画像】模型で日照時間を検証

仙台市復興公営住宅に住む女性は、東側部分での冬の日照時間は、1日わずか30分ほどだと話す。

ディレクター:
これ昼間、まだ1時半ですけど…

住民Aさん(70代女性):
そう、昼間の台所。

ディレクター:
いや~お母さんもう見えないですよ。

住民Aさん(70代女性):
そうでしょ。何にも見えないんだもの。やっぱり太陽が見えないってのが一番ね…毎日私 朝日拝んでたんですけども…


さらに別の住民の部屋では、12月は1日にわずか15分ほどしか日が当たらなかったという。

住民女性Bさん:
12月いっぱいは本当に20日くらいまでは1日15分だけ。間違いない。調べたから。ずっと。つけてたのカレンダー。

日が当たらないことの影響は家計にも大きく、7000円ほどだった1カ月の電気代が今では1万円を超えてしまったという。

安藤優子:
尾木さん、日当たりって生きる力に直結するところあるじゃないですか?

尾木直樹(教育評論家):
健康問題だけではなくて、心が元気になるでしょ、だからすごい重要で、家賃なんかも日当たりがいいところは高いですよね。

安藤優子:
それくらい私達にとって、日当たりというのは生きていく上で生活に直結してくるものですよね。


1月31日の「直撃LIVEグッディ!」では、仙台市の復興公営住宅の周りの模型をスタジオに用意し、日照時間の実験を行った。

なぜ? 低層階の奥部屋は特に暗いが「法的に問題はない」

立本信吾フィールドキャスター:
取材させていただいたお部屋は、復興住宅の下層階の東側にあります。
今は冬ですので、このように太陽は、東側からあまり高くならずに角度がない状態で上がっていきます。
そして正午ごろ、太陽が来るのですが、奥の低層階には光が当たっていません。

立本信吾:
ここまで太陽が来て、はじめて低層階の奥のところに日が当たるということなんです。
そしてそのまま太陽は西側の方にいき、西日がマンションの手前の方に当たるのですが、そのまま沈むので奥の方にはあたらず夜になるということなんです。

安藤優子:
太陽が当たったと思ったら、ああ行っちゃった。陰っちゃったですね。

立本信吾:
しかし、ここは商業地域に建てられているので、法律的には問題ないということなんです。


【不動産コンサルタント 長嶋修さんによると…】

・商業地域に建てられたなら日照権は問題ない
・建築基準法、都市計画法に基づいているのであれば問題ない

安藤優子:
問題はこれから先高層住宅が周りに建つかもしれないっていうところに、なんでそもそも復興住宅を建てたんだろう、そこの部分ですよね。
みなさん自分の大切にしていたお家を失って、避難所に行かれて、それから仮設に行ったりして最終的にここにたどり着かれていると思うんですが、ようやくほっとしたときに、これってやっぱりと思われるんじゃないですかね。

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最終更新:1/31(木) 20:51
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