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東京都の児童・生徒体力テスト、総合評価が低いほど平均運動時間が少ない傾向

2/1(金) 11:45配信

リセマム

 東京都教育委員会は2019年1月31日、2018年度東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果を発表した。運動習慣の状況では、5段階の総合評価が低い児童・生徒ほど、1日の平均運動・スポーツ時間が少ない傾向にあることが明らかとなった。

体力合計点平均値の前年度との比較

 通称「東京都統一体力テスト」は、東京都内の公立学校(小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校)計2,176校の全児童・生徒合計93万9,265名を対象に、体力・運動能力調査と生活・運動習慣などの実態に関する質問紙調査を実施した。調査時期は2018年6月。

 体力テストの結果、2017年度に比べると、小学校では5年生以外の学年で男女ともに向上、中学校では2年生男子以外は向上、高校では男子が低下しているが、女子は全学年で向上している。もっとも大きく向上したのは、小学校では4年生男子と6年生女子(各0.3点向上)、中学校では3年生女子(0.8点向上)、高校では3年生女子(0.5点向上)であった。

 運動習慣の状況では、総合評価「A」層の児童・生徒は、1日の運動・スポーツ実施時間が2時間以上の割合が多かったのに対し、「E」層は30分未満の割合が多く、5段階の総合評価が低い児童・生徒ほど1日の平均運動・スポーツ時間が少ない傾向にあることがわかった。D・E層の30分未満の児童・生徒に対しては、これまでの取組みに加え運動習慣が身に付く取組みを講じる必要があるという。

 東京都教育委員会は、2019年度から都内全公立小学校を「アクティブライフ研究実践校」、都内全公立中学校を「スーパーアクティブスクール」と位置付け、これまでの指定校の取組みを参考に、健康増進と体力向上の取組みを展開する。具体的には、アクティブライフ研究実践校では、基本的生活習慣の定着・改善に向けた取組みの推進や、栄養・運動・休養の健康三原則に関する保健教育のさらなる充実を図る。スーパーアクティブスクールでは、「投げる力」や「握力」などを向上させる効果的なトレーニングおよび指導法の研究開発の実践や、運動が苦手・好きでない生徒や運動部活動に所属していない生徒のため、体育授業などの工夫改善を行う。

《リセマム 桑田あや》

最終更新:2/1(金) 11:45
リセマム

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