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正解はあるのか?持ち家派 VS  賃貸派

2/1(金) 19:50配信

ファイナンシャルフィールド

持ち家と賃貸、どちらが得なのか。長いこと議論されているこのテーマ。みなさんはどちらだと思いますか?私自身、現在は賃貸に住んでおりますが、ときどき自宅を購入したいと思ったりします。いったいどちらが正解なのでしょうか。

持ち家と賃貸のメリット・デメリット

まずは持ち家からメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット…不動産を保有することによる信用とステータスを得られる。老後も家賃が発生しない。
デメリット…引っ越しができない。多額のローンを抱える。修繕が発生した場合に自分で対応しなければならない。

では、賃貸はどうでしょうか。
メリット…好きなタイミングで引っ越しできる。修繕費を負担する必要がない。家族構成の変化に応じて適当な間取りの部屋に住み替えることが可能。
デメリット…高齢になると借りにくくなる。持ち家の人より信用力で劣る。老後も家賃が発生し続ける。

自分のライフプランで考える

それぞれメリットとデメリットがありますね。私自身、現在は賃貸の将来購入派です。なんだかずるそうに聞こえますが、そう思っています。前提には、健康に不安がなく、楽しく働けているという現状があります。

そのうえで今賃貸が良いと思うのは、引っ越しが容易で(隣人が変な人だった経験があります!)良い仕事のチャンスが巡ってきたときに、転居を柔軟に考えられるからです。

また、現在の少子高齢化の流れにより今後も空き家が増加し、資産としての不動産の価値の上昇があまり見込めないのではないか、と思えるからでもあります。

ただ、今後もずっと賃貸でいたいというわけではなく、どこかのタイミングでの自宅の購入を考えています。住宅資金を貯蓄していき、ローンは極力組まずに中古物件でよいので身の丈にあった住宅を、手持ち資金の範囲内で購入できればいいなという具合です。

持ち家の最大の魅力は、家賃が発生しない点です。老後の限られた年金収入などで生活していくには、家賃を払い続けていくのは大きなリスクとなります。

このような、現在賃貸で将来自宅購入というプランも、もちろんリスクはあります。住宅資金を貯めるにしても、予定通り貯蓄できる保証はありませんし、住宅資金を貯めることで老後資金が十分に賄えなくなるかもしれません。

早くに家を購入し、定年頃にローンを完済すれば、老後資金のゆとりが生まれます。そして、その時とき自宅の資産価値があれば売却して引っ越すことも可能となり、柔軟な老後プランを立てることができます。そう考えると、早めの住宅購入も魅力です。

最近では、リタイア後に持ち家を売却し、老後は都心に賃貸で住みたいという人も増えてきました。子供が自立し、夫婦2人で住むには広すぎる、足腰が辛いので二階建てではなくマンションのワンルームのような家の方が住みやすい、といった理由からです。

防犯の観点からも、マンションは入り口の鍵だけかければよいので便利です。また、老後はどうしても病院のお世話になることが多くなります。都心は病院が多く、好きな医院を選べるので老後は都心に住みたいという人も増えています。地方だと病院は評判の悪い一か所しかない、という地域も多いですしね。

以上、簡単ではありますが、賃貸と持ち家のメリット・デメリットについて述べました。結局は個人のライフプランに合わせることになります。家族構成や考え方、経済状況など人それぞれ異なりますので、賃貸と持ち家のどちらが正解かという問題ではないのかもしれません。ご自身のライフプランに合った方を選んでみてください。

執筆者:宮路幸人(みやじ ゆきひと)
税理士・AFP その他宅建、マンション管理士資格保有

ファイナンシャルフィールド編集部

最終更新:2/1(金) 20:35
ファイナンシャルフィールド

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