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教えて、賢い人! 論文、特許から考える「缶入りコーンポタージュをコーン残さず飲みきる方法」

2/2(土) 12:00配信

ねとらぼ

 自販機で売られている缶入りのコーンポタージュは手軽に飲めるけれど、つぶつぶのコーンが中に残ってしまう点が悩みどころ。誰もが一度は、飲み口をのぞきこんで、もう少しで出そう(だけど出ない)なコーンにヤキモキした経験があるのでは?

【画像】実験で明らかになった“コーンがほとんど残らない缶”

 何とかして、コーンまで残さず飲むことはできないのでしょうか。今回は論文などの情報をもとに「賢い人たちが考えた“最強の缶入りコーンポタージュの飲み方”」をご紹介します。

コーンが出ないなら、飲み口の段差をなくせばいいじゃない

 2016年、新潟国際情報大学では「缶入りコーンポタージュの粒コーン飲み干しに関する研究」という論文が発表されました。同大学経営情報学部の教授・上西園武良氏らによるもので、内容はタイトル通り、「どうしたらコーンを残さず飲み干せるのか、実験で明らかにしよう」というものです。

 コーンポタージュの粘性などを再現した透明な液体などを用いて、以下の2パターンの飲み方をシミュレーションしています。

・A:缶を大きく傾けて、少ない回数で飲みきる
・B:缶をあまり傾けず、多い回数で飲みきる

 Aで残ったコーンが平均8.4個だったのに対し、Bは平均12.6個。この差について「(Bのように傾ける角度が小さいと)流速が小さくなってしまい、粒コーンが飲み口の段差で引っ掛かりやすい」と考察しています。

 しかし、視点を変えると、これは「飲み方が違ったとしても、そもそも飲み口の段差が無ければコーンは出てくる」ということ。飲み口の段差を削った缶を使うと、A、Bともに残ったコーンの個数は平均1個強まで減ったといいます。なーんだ、缶の形状をちょっと変えるだけで解決するんじゃないですか。

 ただし、同論文によると、あのコーンが引っ掛かる飲み口の段差部分は「缶の上と側面の接合部となっているため、完全に無くすことは難しい」とのこと。そのため、飲み口ではなく缶の側面を加工して「実質的に段差がない状態」を作るべきだと結論づけています。

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最終更新:2/2(土) 12:00
ねとらぼ

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