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子どもの「緊急」を身につけよう 救急外来を受診すべき6つの症状は?

2/2(土) 13:03配信

BuzzFeed Japan

前回は、子どもの元気がないときには「食う」「寝る」「遊ぶ」「出す」をみることと、子ども一人ひとりの「いつもの様子」を知ることの大切さをお伝えしました。

今回は、具体的にどんなときが緊急なのかについて、TMGあさか医療センターの小児科部長である小林真澄先生にお話を伺いながら、お伝えしたいと思います。
【寄稿・阿真京子・一般社団法人「知ろう小児医療 守ろう子ども達の会」代表 / BuzzFeed Japan Medical】

危険な熱の見極め方 5つの症状

まず、子どもといえば、お熱!!!

子どもって、本当によく熱を出します。

ーー小林先生、お熱になにが加わったら、救急外来に行くべきなのでしょうか?

「高い熱が出たからといって、子どもの頭がどうにかなったり後遺症が残ったりすることはありません。熱の高い、低いは、病気の重い、軽いとは一致しません。以下の五つがあるかどうかが肝心です」

1.意識がおかしい
2.けいれん
3.何度も繰り返し吐く
4.ぐったりして顔色が悪い
5.生後3か月未満(新生児期は特に)

「お熱に加えて、いずれかひとつでもあてはまったら、緊急です。翌朝に熱が下がっていると解熱して回復したのだと思う方は多くいて、『お熱が下がったり上がったりする』とおっしゃいますが、朝はあてになりません」

ーー回復したと見極める目安はありますか?

「24時間下がったら熱が下がった、ということです。上がったり下がったりするのではなく、人間の体温は朝低いので、一旦下がったように見えても夕方上がれば熱が続いているということです」

救急外来を受診すべき6つの症状

続いて、緊急に受診すべき6つの症状と対処法を確認していきましょう(お熱の見極めと重なるものもあります)。

1.意識障害・・・意識がない、ウトウトしていて呼びかけても起きない

ーーまず、「意識障害」がある場合は急いで受診した方がいいということですが、意識障害ってどういう状態なのでしょうか?

「呼びかけても目の焦点が合わない(普段のその子と様子が違う、コミュニケーションがとれない)、熱がなくてもぐったりしていて反応が鈍いときは要注意です」

ーー他にはどういう場合がありますか?

「水とお茶だけしか飲ませない場合などにも起きることがあります。食べられないとき飲めないときは経口補水液をあげましょう。経口補水液が飲めない子の場合には、糖分と塩分を補給するためにリンゴジュースとみそ汁やスープを交互に飲ませてあげてください」

なるほど。意識障害なんて聞くと自分には関係ないと思いたいですし、そんな様子の子どもは見たくないと思いますよね。

わかります。私は、意識障害はとても重い症状であり、重い病気の時に起きると思っていましたが、そうとも限らないようです。

熱がなくても水ばかり飲んで低血糖で意識がおかしくなる(ぼーっとして活動が鈍くなる)というのは、子供に限らず、大人もまったく他人事ではないですね。

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最終更新:2/2(土) 13:03
BuzzFeed Japan

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