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マカオ治安警察局、カジノ周辺前線勤務の警察官に催涙スプレー配備…警察官襲撃事件における威嚇発砲受け

2/3(日) 12:08配信

マカオ新聞

 今年(2019年)1月3日深夜、マカオ・コタイ地区のカジノIR(統合型リゾート)施設の門外の喫煙禁止場所での喫煙していた違反者の男3人が治安警察局所属の警察官から注意を受けた際に逆上して襲いかかり、警察官が上空に向けて威嚇発砲を行った。

 この件を受け、マカオ保安庁はカジノ施設周辺など前線で勤務する治安警察局所属の警察官へ発砲に代わる手段として催涙スプレーの配備を検討するに至った。その後、警察官及びパトカーの増派などを通じてカジノ施設周辺における取り締まり及びパトロールを強化して臨むと同時に、催涙スプレーのストックを増やし、警察官に対する使用訓練を進めてきた。

 マカオ治安警察局は2月1日、同日までに前線勤務の警察官への催涙スプレーの配備をスタートしたと発表。トレーニングを完了し、正確な使用技術を習得した警察官から順に装備させるとのこと。

 同局では、催涙スプレーの配備に関し、襲撃を受けるなど突発的な場合において、相手方の攻撃可能性を速やかに低減させ、衝突を避ける手段として安全かつ有効なものとした。今後も、社会情勢の変化に対応するため、各種装備品の検討を進めていくという。

 なお、カジノ施設内を担当する司法警察局所属の警察官については数年前から催涙スプレーを配備済み。

 マカオは人口約66万人、山手線の内側のおよそ半分にあたる面積約30平方キロという小さな街だが、40軒以上ものカジノ施設を擁し、およそ4兆円(2018年)という世界最大のカジノ売上を誇る都市として知られる。

最終更新:2/3(日) 12:08
マカオ新聞

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