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ドライブレコーダーの死角「SDカード」に要注意! 録れてないトラブル増加のワケ

2/3(日) 11:34配信

乗りものニュース

「フォーマット不要」モデルでもフォーマット必要?

 オートバックスセブンによると、定期的に「フォーマットしましょう」といったアラートを出す機種もあれば、特殊な記録型式を採用してカードへの負荷を少なくすることで、「定期的なフォーマットは不要」とうたっているモデルもあるとのこと。一方、ドライブレコーダーの業界団体であるドライブレコーダー協議会によると、フォーマットに関するアナウンスがないモデルもあり、稼働していても、本体がカードを認識せずに録画できていないケースもあるといいます。

 国民生活センターの報告によると、フォーマットの目安についても「1、2週間に1度」「定期的に」「月2回程度」など、各モデルの取扱説明書で表現が異なります。前出の「フォーマット不要」をうたう機種など、フォーマットに関する記載が取扱説明書にないものもあるといいます。また、交換に関する記載も、「不具合が発生した場合は」「定期的に」「3か月から1年ごと」「6か月を目安」「2~3年を目安」など様々です。

 結局のところ、SDカード類はどのように取り扱えばよいのでしょうか。ドライブレコーダー協議会は次のように話します。

「SDカード類の性能や信頼性には大きく幅があるため一概には言えませんが、安心して使う上では、最低でも1か月に1度はフォーマット、1年で交換すべきです。『フォーマット不要』モデルも、通常よりカードを長く使えるものの、定期的にフォーマットや交換が必要でしょう」(ドライブレコーダー協議会)

 同協議会によると、SDカード類は「書き込み可能回数」が決まっており、これがすなわちカードの「寿命」とのこと。「たとえば前後カメラモデルであれば2台のカメラ映像を書き込んでいくため、単純に考えて書き込み回数も2倍です。高機能化にともない、カードへの負荷はますます大きくなっています」と話します。

SDカードそのものの選択も重要

 オートバックスセブンによると、ドライブレコーダーは機種によって、SDカード類の書き込み速度など、推奨スペックや記録容量が指定されているそうです。国民生活センターの報告では、「録画できていない」といった相談を寄せた1割以上の人が、その機種に合っていないカードを使用している可能性があるといいます。

「SDカードならば、現在はおおむねスピードクラス10(データ転送速度最低10MB/秒)、容量32GBまたは64GBのものがメインでしょう。容量256GBのカードなどもありますが、容量が高ければ高いほどいいわけではなく、本体が古いと対応していない場合もあります」(オートバックスセブン)

 なお、主に耐久温度の幅を広げ、耐久性や信頼性から「ドライブレコーダー向け」をうたっているSDカード類もありますが、ドライブレコーダー協議会によると、これらは一般的なSDカードと記録チップなどが異なり、値段が高くなる傾向があるそうです。

乗りものニュース編集部

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最終更新:2/4(月) 18:00
乗りものニュース

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