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小学生の英語教育、どう変わる?どう伸ばす?

2/4(月) 10:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

2020年度から始まる「英語教育改革」で、小学校の英語教育も大きく変わります。
これまで小学5・6年生で行っていた外国語活動は、小学3・4年生からのスタートに早められ、小学5・6年生では英語が「教科」化、つまり成績がつけられるようになります。
小学生のうちからどんな英語学習をさせればよいのか、戸惑う保護者のかたもいらっしゃるでしょう。
改革のポイントと、学習のコツをご紹介していきます。

「英語教育改革」の背景とポイント

グローバル化がさらに進むこれからの時代、国や文化が異なる人々と共生し、世界と対等に渡り合っていくために、コミュニケーション手段として「使える」英語の力が、今まで以上に求められています。
こうした背景を受けて2020年度から始まる英語教育改革では、小学校・中学校・高校の各段階における英語教育をより実践的な内容へと見直すとともに、より一層「聞く」「読む」「話す」「書く」を連携しながら4技能の力を積み上げていこうとしています。
それに伴い、大学入試も4技能の力を測る内容に変わっていきます。

つまり、これからの英語教育では、より「使える英語力」が重視されるということ、そして、小学校・中学校・高校・大学入試までをトータルで改革するということが、大きなポイントになります。

小学校の英語教育はどう変わる?

では、小学校の英語教育は具体的にどのように変わるのでしょうか。

冒頭でも述べたように、2020年度から小学3・4年生で外国語活動が導入され、小学5・6年生からの英語は、成績のつく「教科」になります。
全面実施は2020年度からですが、2018年度4月からすでに移行措置期間に入っており、対応し始めている学校や自治体もあります。

現在の小学5・6年生で外国語活動として実施されているのは、年間35単位時間(週1コマ程度)ですが、2020年度からは小学3・4年生で年間35単位時間、小学5・6年生で年間70単位時間(週2コマ程度)、小学校卒業までに授業でふれる英単語数は約600~700語とされています。

今回の改革で重視されているのは、「聞く」「話す」力のレベルを高めることです。
小学3・4年生の外国語活動では、歌やゲームなどを通じて英語の音声に慣れ親しむ活動が中心になります。
言語の習得においては、文字の読み・書きをする前に、音声として親しみ、「聞く」「話す」ことがある程度できるようになっていることが必要だと考えられているからです。

教科化される小学5・6年生の英語の授業でも、「聞く」「話す」ことがベースになりますが、これまでに学んだ語彙(ごい)やフレーズを使いながら、自分のことについて話したり、相手に尋ねたりすることを通じて、より表現の幅を広げ、会話が続けられることを目指していきます。
また、アルファベットや英単語を「読む」「書く」ことにも挑戦していきます。
「聞く」「話す」の中で学んだ単語を、読んだり、書き写したりするレベルから、無理なく「読む」「書く」力を身に付けていきます。

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