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「人間のできる仕事の範囲を越えている」当事者が語る“児童相談所”の実態

2/4(月) 18:30配信

FNN PRIME

千葉県野田市で虐待された10歳の女児が死亡した事件で、女児を一時保護していた柏児童相談所の対応に批判の声が集まっている。

【児相の対応に批判も…当事者が語る“限界”】

柏児童相談所は2017年11月、父親から虐待されている疑いがあるとして女児を一時保護し、その期間中、女児の両親と面談。
その後、関係が改善したと判断し、12月末に保護を解除、女児は両親の元に戻されたのだが、その後、一度も自宅訪問を行っていなかったことなどが批判の的となっている。

こうした中、これまで数えきれないくらい児童相談所に関わってきたというTwitterユーザーのツイートが1万2,000以上リツイートされ、拡散している。

このTwitterユーザーは児童相談所について、「その忙しさは尋常ではなく、もはや人間のできる仕事の範囲を越えている」と書き込んでいる。

児童相談所の実態はなかなか伝わってこないが、我々の想像を絶する忙しさなのだろうか?
また、児童相談所に関わっていた当事者として、今回の事件を受け、児童相談所が批判されていることをどのように受け止めているのだろうか?

児童相談所に関わってきたというTwitterユーザーに、TwitterのID、アカウントを伏せることを条件に話を聞いた。

児童相談所の「一時保護」の保育士

――児童相談所には何年ぐらい関わってきた?

15年ほど関わってきました。


――児童相談所とはどのようなかたちで関わってきた?

児童相談所の「一時保護」の保育士です。


――児童相談所の「一時保護」の保育士はどのような仕事を担っている?

虐待を受けた子どもをひたすらケアします。


――たとえば?

お風呂に入れたり、一緒に遊んだり、話を聞いたり、外出ができずストレスが溜まるため体育館で一緒に遊んだり、様々なケアをしています。


――児童相談所に「関わってきた」ということは、今は関わっていない?

はい。3年ほど前から療養しています。


――療養は児童相談所の仕事が激務であることと関係している?

「子どもの福祉現場の激務」が理由です。
「バーンアウト(燃え尽き)」の状態になり、今は身体と心を休めている最中です。

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最終更新:2/5(火) 12:34
FNN PRIME

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