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「米宇宙計画が象徴したもの」ライアン・ゴズリング&デイミアン・チャゼル監督インタビュー

2/5(火) 6:31配信

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『セッション』(2014年)ではアカデミー賞3部門を、『ラ・ラ・ランド』(2016年)ではアカデミー賞6部門を獲得したデイミアン・チャゼル監督。『ラ・ラ・ランド』ではゴールデングローブ賞監督賞とアカデミー監督賞に、それぞれ史上最年少の32歳で輝いた。その彼が、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと再びタッグを組み、1969年の人類初の月面着陸を映画化した『ファースト・マン』(2月8日公開)。

【写真】ライアン・ゴズリングの宇宙服

アポロ11号の船長ニール・アームストロングの心の旅を軸に、IMAXの65mm、35mmや16mmカメラを駆使しながらリアルでドラマチックな映像とサウンドで観客を宇宙の旅へといざない、当時の米ソ宇宙開発競争を振り返る傑作だ。2019年度のオスカー有力候補とも言われる本作のプロモーションに来日した、ライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督にインタビューを行った。

世間が知らないニール・アームストロングの素顔

―本作は、『ラ・ラ・ランド』よりも先に企画されて、リサーチと構想に莫大な歳月が注ぎこまれたと聞いています。ニール・アームストロングの家族や実際に一緒に働いた人たちと会って入念に準備したそうですが、彼はどんな人物だったんですか?

ライアン:映画で描かれるニールは、非常に優秀で、感情をあまり人に見せないようなところもありますが、実はかなりおもしろい人物だったそうです。「Google人間」ってニールの家族が呼ぶぐらい(笑)。とにかく物知りで、例えば、イタリアの美術館へ皆で行った時もツアーガイドの代わりに美術館を案内できたそうです。映画には直接盛り込めないようなエピソードを教えてもらったことも、ニールという人物を語る上で大切でした。

―月へ出発する前夜に、ニールが息子たちと話すシーンには涙が止まりませんでした。あのシーンについてニールの息子さんたちはなにか感想を言っていましたか?

チャゼル監督:あのシーンは彼らの思い出から作ったものなんですよ。あの夜の思い出は彼らに強烈に残っていて、その話からこの物語が発展していきました。彼らは台本も読み撮影にも来て、制作過程の最初から最後まで本当によくサポートしてくれたんです。ニールの家族が、あのシーンも含めこの映画を気に入ってくれことは本当に嬉しかったですね。

ライアン:そうそう、ニールの家族に感動してもらえたことが、僕にとってはなによりの成功。正直ホッとしました(笑)。

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最終更新:2/5(火) 6:31
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