ここから本文です

「日本の真珠」が中国で大人気 その背景に“ある人物”の影響

2/5(火) 13:30配信

MBSニュース

中国では旧正月の春節に合わせた大型連休が始まり、多くの人が日本を訪れることが予想されます。そんな中、中国人女性がいま熱い視線を送る宝石があります。日本で作られる真珠=パールです。独特のツヤやテリが人気のアコヤ真珠は羨望の的、その背景には中国で絶大な人気を誇る“ある人物”の影響もありました。

中国人バイヤーが狙う日本の真珠

先月、東京ビッグサイトで開催された「国際宝飾展」。4日間の開催で130億円もの取り引きがあるという日本最大のジュエリーショーです。会場で目立ったのが、中国や香港、台湾などアジア圏からのバイヤーたちの姿。そのお目当てが真珠です。真珠を扱うブースには、特に中国人バイヤーが大挙して押し寄せ品定め。少しでもいいものをより安く仕入れるため、真剣そのもの。現金もあちこちで飛び交い、会場は熱気に満ち溢れます。なぜ今、中国人に日本の真珠が人気なのか…。バイヤーたちに聞いてみました。

「ここ数年人気があるアコヤ真珠を探しています。日本の“より良い”真珠を欲しがる人が増えています。日本の真珠は、中国の真珠と比べると光沢などあらゆる面で品質がいいです」
「アコヤ真珠はほかの真珠と比べてとても品質がいいです、値段は少し高いですが。最近、中国の若者たちの間で真珠が人気です。私たちも真珠が大好き」

Q.真珠を買ったんですか?
「はい。24粒、1粒は1万円ぐらいです」(東京在住の中国人女性)
Q.加工した後はいくらで売れるんですか?
「だいたい少なくても倍以上(で売ります)」
Q.中国の淡水真珠とは違う?
「もちろん。ツヤもテリも日本の方が質がいいです」

真珠ブームのきっかけは…

日本の真珠を買う中国人バイヤーたちですが、実は中国は世界最大の淡水真珠の産地です。形は少し不揃いですが、彩りも鮮やか。一見、日本の真珠と同じようにも見えますが、価格は日本の真珠の約10分の1。中国の富裕層で今、より深い輝きを放つ日本の真珠を求める人が増えているのです。さらに、中国で真珠人気が高まっている理由があります。

「習近平国家主席の夫人、彭麗媛(ホウ・レイエン)さんが公式の場に出るときにはいつも真珠を身に付けているんですよ」(中国人男性)

中国で真珠ブームのきっかけとなったのが、習近平国家主席…ではなく、いつも隣にいる彭麗媛夫人。軍隊歌手で国民的大スターだった彭夫人は公式の場で真珠を身に付けることが多く、中国国内で真珠に注目が集まったのです。

「やっぱり我々の『国の母』である彭夫人が真珠を付けているとエレガントですし、知的に見えます。ですから、中国の女性は真珠を身に付けたくなるんです」(中国人女性)

1/2ページ

最終更新:2/5(火) 14:14
MBSニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事