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「もうこんな勝ち方はゴメンだね」家族と仲間を愛する男、リッキー・ファウラーの課題と男気

2/5(火) 11:35配信

みんなのゴルフダイジェスト

ファン、家族、仲間を愛する熱い男

ファウラーはジャスティン・トーマスやローリー・マキロイなど同年代の若手選手仲間たちからも慕われているが、ファン、とくに子供たちからも大人気だ。

フィル・ミケルソンがファンへのサインを40~50分かけてやることも有名だが、ファウラーもまたファンを大事にし、ミケルソンに負けていない。どんなに大叩きしようが、予選落ちしようが、スコアを提出するとサインをねだるファンたちの元へ直行。しっかりファンサービスに取り組んでいる。

彼はファンや友達を大事にする心優しい熱い男だ。彼の帽子には黄色いアヒルのピンバッジがつけられているが、これは昨年、全米プロ開催中に白血病で亡くなったオーストラリア人選手、ジャロッド・ライルを偲び、彼の家族と白血病患者をサポートする基金のマスコットキャラクター。

11年のフェニックスオープンで、ライルは16番ホールでホールインワンを達成したがそんなこともあり16番ホールのティグランドにはライルの愛用したバッグとクラブ、ハットが飾られていた。ファウラーは3日目、ライルの黄色いハットに手をやり、何か彼に祈りながらティショットに向かったが、きっと彼の冥福と、残された家族に対するバックアップなどを約束したのだろうと思う(まさか、優勝させてくれ! という神頼みではないだろう)。

昨年の全米プロの初日に、もともとブルーのウエアを着る予定だった彼が、ライルの死去を知ってライルのテーマカラーの黄色いウエアに着替えたこともあったが、ファウラーの友達を想う気持ちはあまりにもストレートで、熱く、男らしさを感じる。

決して超フレンドリーで気安い雰囲気ではないのだが、自分が大事にしている人や物に対する情熱は、はたから見ても熱い! そんな男気あるリッキーに、周囲から「過大評価されている」などと言われることのないよう、早くメジャー獲りをさせてあげたいと心から願う。

大泉英子

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最終更新:2/5(火) 15:11
みんなのゴルフダイジェスト

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