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「つんく♂さんに言われた『苦しい時期にやるべきこと』にハッとした」高橋愛のリーダー論

2/5(火) 12:01配信

新R25

R25世代のなかには、そろそろ初めての管理職に就く人もいるのではないでしょうか。「前任者の実績を抜かなきゃ!」と頑張ろうにも、景気が厳しかったり、競合会社が急成長しているタイミングだったりしたらどうする?

今回は、モーニング娘。OGで6代目リーダーの高橋愛さんにお話を聞きました。「自分はリーダータイプじゃない」と語る彼女ですが、リーダー就任から、組織をどう作り上げていったのでしょうか?

〈聞き手:ライター・小沢あや〉

突然のリーダー任命…ダメ出しにも「昔より今のほうが、絶対にカッコいい!」

ライター・小沢:
高橋愛さんと同世代ビジネスパーソンのなかには、心の準備ができないまま、先輩の退職や育休でいきなり管理職になって、悩んでいる人もいます。

高橋さんは前リーダーの脱退を受け、突然リーダーになりましたよね。気持ちは、すぐ切り替えられましたか?

高橋さん:
いや、まったく! 全然気持ちが追いつかなかったですよ。「リーダーだからしっかりしなきゃ」と、プレッシャーがすごくって。

ライター・小沢:
そりゃそうですよね。モーニング娘。は歴史もあるし。

高橋さん:
前リーダーの脱退が急だったので、先輩たちが心配して、すぐ連絡くれました。中澤裕子さんも「いままでのリーダーを目指さなくていい。高橋は高橋のスタイルでいい」って言ってくれて、気持ちが楽になりましたね。

「ひとりで抱え込まなくてよかったんだ」って。同期もいるし、周囲をきちんと頼ればいいんだ、と落ち着けました。

ライター・小沢:
高橋さんがリーダーの時代は、TVの歌番組になかなか出られない時期もありましたよね。リーダーとして悩んだんじゃないでしょうか。

高橋さん:
たしかに、ガムシャラに頑張ってもなかなか結果がでなくて「なんでだろう」と思うこともたくさんありましたよ。

でも、悔やんでも現実が変わるわけでもない。「いまのわたしたちに何ができるか、前向きに考えなきゃ」と切り替えました。

ライター・小沢:
建設的!

高橋さん:
ただ、先輩たちにダメ出しされたときがあって、そのときはやっぱり悔しかったです。昔とは、時代が違う。

アイドル業界の状況も変わってライバルも多いし、昔と同じことをやっても成功できるわけじゃないと思ってしまって。

ライター・小沢:
ダメ出しって、どんなことを言われたんですか?

高橋さん:
「グループ内で仲良しこよししていちゃダメ」って。たしかに先輩から見たらそう見えたのかもしれないですけど…

先輩たちとは根本的なところが違うんですよ。

オリジナルメンバーはもともと「ソロボーカリストオーディション」で集まった人たちだけど、私たちは「モーニング娘。」になりたくて入ってきた子たち。

だから、根底が違うんですよね。蹴落とすとか、自分だけ目立つ、みたいな思考も、みんなまったく持ってないんです。

ライター・小沢:
なるほど。そもそもマインドが違うと。

高橋さん:
仲良しこよしに見えていたかもしれないけど、そう言われて悔しかった。

先輩たちのころと比較したらダンスも歌もレベルが上がってたんですよ。「昔より今のほうが、絶対にカッコいい!」って思ってやってました。

ライター・小沢:
先輩から昔の話されて困っちゃうの、会社員もあるあるです。

高橋さん:
グループって、常に進化して、変わっていくものなんですよね。

だから、初期より私たちのほうがカッコいいし、私たちのころより今のほうがカッコいい。そう思ってやってます。それが当たり前のことなんですよ。

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最終更新:2/5(火) 12:01
新R25

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