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避難者に弁当搬送初実施 静岡県と11市町、原発事故想定訓練

2/6(水) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県と中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺11市町は6日、原子力防災訓練2日目として実動訓練を浜松市の新東名高速道浜松サービスエリア(SA)や浜名湖ガーデンパークなどで実施した。原発の過酷事故を想定し、避難所に向かう車両や住民の汚染を調べる「避難退域時検査場所」の運営や、一時集約地となる「避難経由所」で県が協定を結ぶコンビニ大手の弁当を提供する訓練も初めて行った。

 訓練には原発から半径31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)内の住民ら約360人を含む約680人が参加した。浜松SAは避難退域時検査場所として、県や中電、医療関係者らが放射線量を測定するゲートモニターなどを設置。バスや乗用車で避難してきた参加者を対象にした検査や除染の手順を確認した。

 検査時間の短縮のため、証明書の発行までを自動化したシステムも初運用したほか、県が本年度整備した「原子力災害緊急対応ユニット」も活用した。

 災害発生時の避難経由所の候補地となっている浜名湖ガーデンパークには、御前崎市の住民ら約120人がバスで移動。避難者名簿への記載や証明書の確認のほか、災害時に必要な物資の調達に関する協定を県と結ぶセブン-イレブン・ジャパンが搬送した弁当や飲料を支給した。

静岡新聞社

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