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ソフト柳田にメジャー熱視線 来オフ挑戦なら年俸いくら?

2/6(水) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「あのパワーは素晴らしい。メジャーでも間違いなく通用するよ」

 こう話すのは、ア・リーグ球団のあるスカウトだ。

 ソフトバンクの柳田(30)は今季が3年契約の2年目。順調なら来年海外FA権を取得すると同時に、契約が満了する。

 本人もメジャーに色気がある。海外FA直前の3年契約というのも、本来は5年契約を考えていた球団が、柳田に配慮して短くしたという経緯がある。

 2014年から5年連続3割を打っており、15年(打率・363)と昨季(同・352)は首位打者を獲得。15年、17年と昨季は30本塁打以上をマークした。四球も多く、出塁率は4年連続リーグトップの4割超だ。

 冒頭のスカウトは「柳田なら、すぐにでもメジャーでレギュラーを張れる」と、こう続ける。

「以前から米国でも評価の高い選手だったが、昨年の日米野球でさらに注目を浴びた。特に初戦でパドレスの守護神、カービー・イェーツからバックスクリーンに叩き込んだホームランは、MLBの公式サイトでも取り上げられたほど。ステロイド全盛期だった90年代後半に比べると、現在は20本も打てば十分ホームランバッターという時代。柳田はそのパワーに加え、広角に打てる打撃、俊足で肩も強いなど、走攻守揃った外野手として評価されている。ただ、年齢と故障の多さはネック。メジャーのスカウトは今季と来季、柳田がどんなシーズンを送るか注目しています」

■予備軍の西武秋山、DeNA筒香より上

 順調なら今オフに西武の秋山(30)が海外FAで、さらにDeNAの筒香(27)もポスティングによるメジャー挑戦がウワサされているが、大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「最も評価が高いのは柳田でしょう」と、こう続ける。

「秋山も三拍子揃ったいい選手ですが、柳田は打順の応用が利く。1、2番タイプの秋山に比べて、柳田はメジャーでも中軸を打てるパワーがある上に、率も残せる技術があり、チャンスメーカーとしての役割も担える。筒香はパワーはあれど、足が遅く、守備も決してうまくない。どこまで高い評価を得られるかは疑問です」

 では、柳田はメジャー球団と高額契約を結べるのか。

「渡米が最短で32歳という年齢はネックになるが、それでも2年総額2000万ドル(約22億円)は手にできます。強豪球団でない場合は、3年契約も可能かもしれない。メジャーでは野手の評価は35歳という年齢を境にガクッと下がるのは事実。契約年数も35歳を越えないようにするのが基本です。ヤクルトの青木も35歳で日本に復帰しています」(前出の友成氏)

 柳田の今季年俸は5億7000万円。たとえ実働期間が短くとも、メジャーに挑戦する価値はありそうだ。

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