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老人保健施設「それいゆ」 介護記録から傷害逮捕容疑の時間特定

2/6(水) 21:52配信

毎日新聞

 岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」の入所者5人死傷で、うち当時91歳女性への傷害容疑で逮捕された元介護職員、小鳥剛容疑者(33)はこの女性の介護記録を付けていた。県警高山署特別捜査本部はこの記録などをもとに逮捕容疑を固めたとみられる。

 逮捕容疑は2017年8月15日午後2時12分ごろ、入所していた横山秀子さんに暴行を加え、両肋骨(ろっこつ)骨折と両側外傷性血気胸などで約2カ月の重傷を負わせたとしている。

 関係者によると、小鳥容疑者は介護記録に、介助した日付と時刻や内容などを記載していた。横山さんが負傷したとされる時間は、小鳥容疑者が1人でおむつ交換などの介助をしていた時という。

 捜査関係者によると、横山さんは負傷時、胸の辺りに強く押さえつけられたことによる圧迫痕があり、肋骨が4本折れていて、複数の擦過傷も見つかった。横山さんの異変が発見される1時間余り前から、他の職員が介助に関わっていないことも確認された。これらから特捜本部は小鳥容疑者が暴行した疑いが強いとしている。

 小鳥容疑者の弁護士によると、小鳥容疑者は「おむつを替えただけで暴行はしていない。けがにも全く心当たりはない」と容疑を否認している。面会した弁護士に「今は自分の家族に迷惑をかけて申し訳ないと思っている」と話したという。【沼田亮、横田伸治、大竹禎之】

最終更新:2/7(木) 0:00
毎日新聞

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