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SRテクノ、シュレッダーダスト中のプラスチック再資源化で新設備稼働。5月には回収量10倍に

2/6(水) 6:01配信

鉄鋼新聞

 北海道地区大手リサイクル業の鈴木商会が出資する関連会社でシュレッダーダストを専門に扱うSRテクノ(本社・登別市、社長・河合洋志氏)は4日、新たに導入した風力選別機とプラスチック破砕機の安全祈願祭を行い、本稼働させた。5月にも次の設備投資を予定しており、今回分と合わせた総投資額は約1億1千万円。

 今回導入した風力選別機はヒラキンテック製のジグザグ式で、従来の風力選別2ラインを1ラインへ集約した。ASR(自動車シュレッダーダスト=自動車破砕残さ)から金属類などを手選別した後のダストを、さらに徹底して選別することで回収率が3割アップし、プラスチックの回収量では従来の月間15トンから同60~80トンへ拡大した。
 また、同時に導入したプラスチック破砕機は日本シーム製の「KSB―600N型」で、選別されたプラスチックを粒度12ミリ以下に破砕して付加価値を高め、再生プラスチック原料としてリサイクルする。
 これらによってシュレッダーダスト中の有価物回収を徹底する。河合社長は「マテリアルリサイクルを促進し、同時にセメント原燃料などとして納入するお客様へ迷惑をかけないよう処理を徹底したい」としている。また、駒谷僚鈴木商会社長は「プラスチックリサイクルも国内で完結する流れに沿った対応を強化したい」と語っている。
 なお、同社では5月にもASRの一次選別で粒度40ミリ以下に分級したダストを同15ミリで2分級する2ラインにジグザグ式風力選別機を導入予定。これによって、プラスチックの回収量は月間150トン規模に増大する。

最終更新:2/6(水) 6:01
鉄鋼新聞

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