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メルカリの決済サービス「メルペイ」は何が強み? いつ出る?

2/7(木) 20:10配信

ITmedia Mobile

 スマートフォンやPCを使ったフリーマーケットを運営する「メルカリ(Mercari)」。その新たな成長ドライバーとして、同社が注力しているのが、子会社を通して準備を進めている決済サービス「メルペイ(Merpay)」だ。

【メルペイのエコシステム図】

 サービスとしてのメルペイは何が強みなのだろうか。そして、いつ出るのだろうか。

最大の強みはメルカリの「売上金」

 メルカリは、メルペイを「メルカリエコシステム」の中心に据えようとしている。

 メルペイでは、メルカリID(アカウント)とひも付いた「メルペイウォレット」というバーチャルウォレットを利用する。入金はメルカリからの売上金や銀行口座からの振り込みなどで行うことを想定。出金はメルカリでの商品購入はもちろん、メルチャリ(Merchari)の利用代金、現金出金やメルペイ加盟店での実店舗決済にも対応する。

 ……と、内容だけ見ると、既存の決済サービスとあまり差別化できていないように見える。2月7日に行われた第2四半期決算会見(※)で、メルカリの小泉文明社長に考えを改めて聞いた。

※ メルカリの決算期は7月1日から翌年6月30日まで

筆者 最近「ペイ(Pay)」の付くサービスが非常に増えていて、競合もたくさんいます。メルペイは実店舗決済にも対応するそうですが、加盟店開拓は始めているのでしょうか。それとも、別のコード決済サービスを展開している事業者と組んで利用店舗を広げていくのでしょうか。

小泉社長 加盟店については私たちが開拓していくという面もあるかと思います。

 (エコシステムの図を示しつつ)よく「利用・出金」の面で「競合が、競合が(多い)」と言われることも多いですが、私たちの強みは「入金」にあると思います。他社さんだと、入金(手段)に「売上金」がありません。例えるなら、給料をもらったときにユーザーがクレジットカードで払うのか、現金で払うのか、モバイルペイメントで払うのか割り振る作業(が入金)だと思っているのですが、私たちは毎月数百億円、この四半期では400億円以上のお金をユーザーのお財布(アカウント)に入れています。

 当然このお金はメルカリの中で使われるケースも多いのですが、銀行口座に引き出す人も多いという状況です。これ(売上金)をいろいろなお店で使っていただくことで、モバイルペイメントを習慣化して、私たちとしてのサービスを成り立たせていきたいと考えています。

 このように、メルペイはメルカリの売上金をそのまま決済に回せることを強みとして訴求していく方向のようだ。

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最終更新:2/9(土) 20:09
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