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誰もが憧れた「光るナンバー」 大流行から激減へと変貌した理由とは

2/7(木) 10:31配信

くるまのニュース

動物の本能として、目立つものが好き

 一昔前には、街中を緑色に光るナンバープレートを付けたクルマが多く走っていました。しかし、最近ではあまり見かける機会の減った「光るナンバープレート」。ドレスアップとしてのムーブメントが終わったのか、なぜ急激に見かけなくなったのでしょうか。

夜間でも視認性バツグン! 字光式ナンバープレートの画像を見る

 光るナンバープレートの正式名称は、「字光式ナンバープレート(以下:字光式ナンバー)」といいます。当初は、プレートの裏側に蛍光管などの光源元を設置し、発光させていました。

 元々、「字光式ナンバー」は雪国において視認性を高めるだけでなく、照明器具の発する熱でナンバープレートに付いた雪を溶かすことを目的に開発。この仕様のナンバーは日本独自のものです。

 最近では、光源元にLEDを用いることが主流となり、発熱が抑えられたために融雪目的での使用には適さなくなりました。

 しかし、LEDの性能向上などによって夜間の雨や雪、霧などの視界不良時やトンネルの中での視認性が向上し、追突事故を未然に防ぐ効果が高まっています。

 一般のナンバープレートは、ペイント式と呼ばれ薄い金属製ですが、「字光式ナンバー」は、文字部分が樹脂製となり、発光物(照明器具)の光を透過するような仕組みです。

 単なるドレスアップパーツだけでなく、視認性の向上や熱を発するものであれば融雪の効果もあった「字光式ナンバー」。なぜ、見かける機会が減ったのかについて、トヨタのカスタムパーツの開発・販売を行う株式会社トムスは次のように説明します。

「当社では、2,3年前ほどから『字光式ナンバープレート用のLEDライト』を販売しました。確かに、見かける機会が減ったように感じますが月に20から30個ほどは売れています。そのため、あまり売れていないという認識はありません。

 しかし、過去に『字光式ナンバー』を装着したクルマで、先進安全装備に誤作動が発生したケースも存在し、新車カタログなどに『字光式ナンバー取り付け不可』と記載されていることもあります。

 当社の製品では、メーカーと同様なテストを実施し影響が無いことを確認していますが、自動車メーカーの販売店では万が一の可能性もあり、以前より推奨しなくなったことが見かける機会が減った理由かもしれません。

 過去に流行した背景には、人間の動物的本能として、目立つものや光るものが好きというものがあるのだと思います」

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最終更新:2/8(金) 12:34
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