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鈴木誠也 東京五輪・侍Jの4番狙う「みんなに認めてもらえるような形で」

2/8(金) 11:05配信

東スポWeb

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が6日、広島の宮崎・日南キャンプを視察した。今年から背番号1を背負う鈴木誠也外野手(24)は、昨年11月に右足首の抜釘手術を受けたことから別メニュー調整中で、3月のメキシコとの強化試合は招集が見送られる見込みだ。しかし、指揮官は2020年の東京五輪に向け「4番の可能性もある」と発言。これにはコイの主砲も「東京五輪に出たい」と言い、日本代表の4番を目指す上で意識する存在の実名を挙げた。

 鈴木が侍ジャパンのトップチームに初選出されたのは2017年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だった。前年には交流戦でサヨナラアーチ2発を含む3戦連続決勝弾を放つなど大ブレーク。緒方監督が鈴木を評した「神ってる」は同年の新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。しかし、野手最年少で臨んだWBCでは5試合に出場したものの、14打数3安打で本塁打と打点はなし。悔しい思いをした。

 ただ、鈴木は17年と18年のシーズンでさらに成長。チームがリーグ3連覇を果たす中で、不動の4番を務めるまでになった。稲葉監督が魅力を感じるのは当然だ。17年8月に試合中の守備で骨折した右足首に入れていたボルトの抜釘手術を昨年11月に受けた影響から、今キャンプは別メニュー調整中。3月に行われるメキシコとの強化試合での代表入りは見送られる見込みだが、侍指揮官は「非常に力があるし、年々力を増している」と鈴木を評し「カープでも4番を打っている。まだ年齢的には若いが(侍の)経験をしているので、ジャパンを引っ張っていってほしい一人。4番というのはチームを勝たせるポジション。彼にもそういうところの期待はしたいなと思っている」と期待の大きさをうかがわせた。

 日本代表の4番は鈴木も意識している。稲葉監督からのエールに「筒香さんや4番でもっと活躍している選手もたくさんいる。そういう人たちに負けないような成績を出して、みんなに認めてもらえるような形で4番を打ちたいと思います」と応えた。

 近年の侍ジャパンでは中田(日本ハム)、筒香(DeNA)らが侍の4番を務めている。鈴木はこれらの先輩たちを超えなければいけない。一方で、鈴木は目の前の壁よりも“下からの突き上げ”に危機感を持っているという。若手主体の日米野球で代表に選ばれ、最後の試合で4番も務めた巨人の岡本和真内野手(22)だ。コイの背番号1は「侍の4番は、ちょっと(チームの)4番と違うと思うんですよね。今は(侍に)自分よりも年下の若い選手がどんどん出ているじゃないですか? 岡本とか。だから日本代表に選ばれるか分からないと思っているんです」と真剣に語る。

 日米野球での岡本は通算打率2割1分1厘だったが、昨季は143試合で打率3割9厘、33本塁打、100打点。鈴木は124試合で打率こそ3割2分と上回ったが、30本塁打、94打点はいずれも岡本に及ばなかった。日本で最も信頼される打者となるためにも、年下の4番に負けてはいられない。

最終更新:2/8(金) 11:10
東スポWeb

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