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「福島の今」伝えるCM 風評払拭へ復興庁が初の試み

2/8(金) 12:48配信

産経新聞

 復興庁は8日、福島県の風評払拭をはかるため、子供を抱えた保護者ら向けに「福島の今」を分かりやすく伝えるテレビCMを制作、9日から福島、富山両県を除く全国で一斉に放映すると発表した。同庁が福島をテーマにしたCMを放映するのは初めて。

 CMは30秒。小学校の教室でタブレットをかたどった教師役のキャラクターが児童に「福島の今を知っていますか?」と問いかけながら福島の農産物、観光地や温泉、福島ロボットテストフィールド(南相馬市、浪江町)など復興に向けた取り組みを端末に映して紹介する内容。最後に「知ってください、食べてください、来てください」と福島をアピールする。

 特に食品や健康への関心が高く風評に敏感な、小さな子供を持つ保護者への訴求を狙い、情報番組や子供向け番組などを狙い重点的に放映する。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年という節目を近く迎えることから、決めた。放映期間は1週間程度だが、制作・放映費は約1・8億円という。

 県外発信との趣旨から福島県内では放映しないが、富山県で放映されないのは同庁によると、テレビ3社が「(福島は)復興が完全になしとげられておらず、避難者がいる状況に配慮したい」として、見送った。

 一方、同庁は8日からウェブサイトで「福島の今」を公開。テレビCMと同じタブレット先生が放射線についての基礎知識を動画で紹介するほか、クイズで福島の現状を伝えるなど、子供にもわかりやすい内容で展開する。

最終更新:2/8(金) 17:14
産経新聞

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