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電子部品産業は25兆円に成長、日系企業はシェア40%占有しトップを走る

2/8(金) 20:40配信

LIMO

医療分野へ続々参入する日本企業

 電子部品メーカーはこうした中国の落ち込みも勘案し、かつ車載のみに傾斜することなく、医療分野への参入も強力に推進している。

 ロームは中性子線のがん治療装置に中核部品を供給している。村田製作所は米国企業を買収し心臓センサーに参入、TDKも心臓向けの磁気センサーを開発している。アルプス電気は微細加工技術を使った医療検査用部品の開発に入っている。京セラは人工関節の米国レノビスを100億円で買収し、医療分野を大きな柱に育てるべく全力を挙げている。

 もはやスマホ市場への依存は難しく、自動車分野だけでもダメと判断した電子部品各社は医療分野を徹底的に開拓する姿勢だ。電子デバイス業界にあって電子部品産業は今やニッポンのデバイスの最後の砦であり、世界シェア40%を持つ強みを生かして、今後もIoT対応の様々な展開を行っていくことになるだろう。

泉谷 渉

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最終更新:2/8(金) 20:40
LIMO

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