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アルセロール・ミッタルの前12月期、純益13%増の5660億円。操業トラブルで粗鋼生産減

2/8(金) 6:04配信

鉄鋼新聞

 アルセロール・ミッタル(AM)が7日に発表した18年12月期連結決算は、純利益が前期比12・7%増の51億4900万ドル(約5660億円)となり、3期連続の最終黒字だった。リーマン・ショック後では最多の利益となる。
 売上高は10・7%増の760億3300万ドルと増収だったが、粗鋼生産は0・6%減の9250万トンと2年ぶりに減少した。欧州事業でアストリアス製鉄所での洪水やフォス製鉄所の電力トラブルで増産し切れなかったほか、ウクライナやカザフスタン事業での操業トラブルが影響した。鉄鉱石生産は1・9%増の5850万トンだった。
 営業利益は20・3%増の65億3900万ドル。部門別では、通商拡大法232条の効果で米国市況が大きく上昇したためNAFTA事業が18億8900万ドルで2期ぶりに稼ぎ頭へ浮上した。欧州事業は16億3200万ドルで、買収したイタリア高炉のイルバで減損損失を計上したため減益だった。
 18年10~12月期(4Q)連結決算は、営業利益が前年同期比15・6%減の10億4200万ドル、純利益が14・8%増の11億9300万ドル。粗鋼生産は0・4%増の2280万トン、鉄鉱石生産は3・5%増の1490万トンだった。

最終更新:2/8(金) 6:04
鉄鋼新聞

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