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7年間おつかれさま。国産スパコン京、8月にシャットダウン

2/8(金) 21:11配信

ギズモード・ジャパン

兵庫県民としては誇らしい存在でした。

2012年9月より共用がはじまった、理化学研究所計算科学研究機構(理研)に設置されているスーパーコンピュータ「京」が、2019年8月に稼働停止することとなりました。

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かの事業仕分けでは「2位じゃだめなんでしょうか」で、お茶の間の話題になったこともありましたね。でも、予算削減を免れたおかげ(?)で、スパコンのグラフ処理速度をあらわすベンチマークのGraph500では、2018年11月までの8期連続1位を達成。総合的ベンチマークのTOP500では、2018年6月付けで世界3位につけています。

これは、京によってシミュレートされた細胞内のDNAやたんぱく質の振る舞い。理研が取り組んでいたHPCI戦略プログラムの研究成果の1つとして公開されたものです。分子1つ1つをシミュレートするような複雑な計算は、普通のコンピューターではまずできません。南海トラフ巨大地震への対策やシミュレーションも、京で計算されました。

などなど、平成暮れの科学や暮らしを支えてきた京も、年号を追うように引退。跡地には後継となるポスト京を整備する方針が決まっていて、こちらは2021年をめどに供用開始予定です。最大で京の100倍くらいのスペックになるとか。また一位とっちゃう?

そういえば、2011年には神戸市の「ポートアイランド南駅」が「京コンピュータ前駅」に改称されたりしましたっけ。ポートライナーに乗ってあの駅に停まると、ちょっとワクワクしたものです。あぁ、ここですごい演算が行われてるんだなぁ。

任期まであと6カ月。ちょっと早いけど、おつかれさまでした、京。


Source: 理化学研究所 計算科学研究センター, YouTube, 内閣府

ヤマダユウス型

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