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5年振りに自作PCに目覚めた2つのきっかけ

2/9(土) 8:00配信

ITmedia PC USER

 1月はAppleの新型iPad Proを旧式iPadユーザーの視点で見たり、旧iPhoneのバッテリーを交換したりしてきましたが、今月は自作PCのお話をお届けしたいと思います。

【写真】超小型PC「NUC8i7BEH」

・これまでの歩み【第1回】5年ぶりの自作PC編 ※本記事【第2回】Intel NUC詳細編【第3回】超小型PCを組んで分かったこと

 2000年代後半(特に2007年のNetbook以降)から2010年代にかけてPCの低価格化が一気に進みました。いわゆる“つるしのPC”(店頭で売っている、OSを含めた完成品PCのことです)を買う方がコストパフォーマンスが高くなってから久しいです。

 PCの絶対的な性能を優先するならば、やはり今でも「自作PC」に軍配が上がりますが、すでにPCの性能は大きく底上げがなされており、ビデオ編集や科学計算、マクロの山となったビジネス処理といった特定の用途を除けば、極端なパフォーマンス不足に悩まされることもほぼないと言えるでしょう。

Devil's Canyonって何だっけ?

 さまざまな要素が重なり、自分の用途や好みのパーツを選んで組み立てる自作PCは、今やすっかり趣味の世界の話になっています。かく言う筆者も、2014年に開発コード名「Devil's Canyon」ことCore i7-4790KでデスクトップPCを組んで以降、自作の世界から遠ざかっているのが実情です。

 2年前に降ってわいたAMDのRyzenブーム(安価でメニーコアCPUが入手可能)の時も大いに心を動かされましたが、第2世代の“Sandy Bridgeおじさん”が戦えるのだから、「第4世代のHaswellだって戦えるさ」と、かろうじて踏みとどまった経緯があります。

 このCore i7-4790Kは、Haswell Reflesh世代の最後っぺとして登場したCPUで、Intelの一般向けCPUとしては史上初となる定格4GHzで動作(最大4.4GHz)することもあって話題を集めました。

 製造プロセスは22nm、TDP(Thermal Design Power、熱設計消費電力)は88W、CPUパッケージはLGA1150、統合型のグラフィックス機能としてIntel HD Graphics 4600を備えます。4コア8スレッドというスペックは、一気に進んだ昨今のマルチコア化の中では控えめなものですが、発売から約5年がたった今でも、Webブラウズや一般的な利用において、性能面で不満を覚えることはほぼありません。

 このCore i7-4790Kは2014年6月に発売されました。デュアルチャネルでの動作を目指してメモリはDDR3-1600の8GBを2枚、当時最上位のチップセットとなるIntel Z97 Express搭載マザーボードを同時に買い、後日GeForce GTX 970搭載グラフィックスカードを追加しました。しかし、数年後にマザーボードが突然死を迎え、つなぎでIntel H81チップセット搭載の中古製品を購入し、今に至ります。

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最終更新:2/21(木) 20:27
ITmedia PC USER

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