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「しぼりたて生しょうゆ」を考えたのは、なんと20年前。キッコーマン流・成功を生む発想法

2/9(土) 11:30配信

FNN PRIME

文化放送The News Masters TOKYO『マスターズインタビュー』。

今回は、キッコーマンの代表取締役社長の堀切功章さん。

創業100年を迎える「キッコーマン」が考える伝統とは

堀切さんは1951年、キッコーマン創業八家のひとつ、堀切家の次男として生まれる。慶應義塾大学を卒業後、現在のキッコーマンに入社。2013年、社長に就任した。

創業八家からの出身ではあるものの、その地位の保証はなく、社内の対立にもさらされたことも...。創立100周年を迎えて、日本の食文化を担うキッコーマンはどのような局面に立とうとしているのか?

文化放送『The News Masters TOKYO』のパーソナリティ・タケ小山が迫った。

伝統は革新の積み重ね

現在のキッコーマンは、1917年に野田の茂木六家と高梨家、流山の堀切家の八家が合同して生まれた。

100年企業でこれほどの規模の展開をする会社は、日本にいくつあるだろうか。

タケ:
八家が一緒になるには難しさもあったのでは?

堀切社長:
想像でしか言えませんが、大変なことだったと思います。

それまで何百年も使っていたそれぞれの看板を架け替えることになる八家が、合わせて200以上のブランドを1つにするのは並大抵のことではない。しかし、それ以上に近代化の意思が強かったと堀切社長は分析する。

その八家の一つ、堀切家出身の社長は、どのような志で入社を決意したのだろうか?

タケ:
社長は、最初からキッコーマンに入社するつもりだったのですか?

堀切社長:
私は創業家のひとつの堀切家の出身ですが、創業家は1世代に1人しか入社させないという不文律があります。私は次男坊でしたが、兄が急逝し、私が家を継がないといけないという立場になりました。のんびり育っていたから、いきなり風当たりが強くなり“ヤバイ“という感じはありましたね(笑)。

かといって、そのままエスカレーターで現在の地位についたわけではなく、創業家の出身だからと言って特別扱いはされず、役員の保証もなかった。

先代と先々代の社長も創業家出身ではない。あくまで実力主義というのも長く続いてきた理由なのだろう。そして長く続いてきた伝統については、このようにも語っている。

堀切社長:
“伝統“は“守る“というイメージがありますが、“伝統は守るものでなくて、革新の積み重ねの結果“です。次の100年に向けて更なる革新を積み重ねていきたいですね。

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最終更新:2/9(土) 11:30
FNN PRIME

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