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「必ず独立を成し遂げる」…2・8宣言の現場東京で100周年記念式

2/9(土) 12:33配信

ハンギョレ新聞

在日本韓国YMCAで韓日の出席者らが万歳三唱 「まだ真の光復は見ていない」 「韓日関係のためにも歴史を直視すべき」

 「全朝鮮青年独立団は、我が2千万朝鮮民族を代表し、正義と自由の勝利を得た世界万国の前で、独立を期成(必ず成し遂げる)することを宣言する」

 8日、東京都千代田区の在日本韓国YMCAで、パク・スンギュ在日韓国留学生連合会会長が、100年前に先輩留学生らが朗読した独立宣言書を読み上げた。「2・8独立宣言100周年記念式」の出席者たちは、故国で3・1運動につながった独立宣言の発表を拍手と万歳三唱で称えた。

 1919年、朝鮮留学生学友会総会は在日本韓国YMCAの前身である在日本東京朝鮮YMCAの講堂で2・8独立宣言を採択し朗読した。現在の建物から歩いて10分ほど離れた発表場所は、1923年に関東大震災で焼失し、その場所には一般の建物が建っている。

 ピ・ウジン国家報勲処長は記念演説で、「当時、悲壮な覚悟で独立宣言書を朗読した若い学生たちの歓声が聞こえてくるようで、胸が熱くなる」と語った。大統領直属の「3・1運動および大韓民国臨時政府樹立100周年記念事業推進委員会」のハン・ワンサン委員長は「解放された国は国土が真っ二つになり、完全な独立と完全な光復をまだ見ていない。朝鮮半島の平和すら完成していない」としたうえで、「ところが、昨年平昌(ピョンチャン)冬季五輪で始まった平和の風は、分断の残滓を一掃する台風となっている。我々に今必要なのは、2・8独立宣言の精神に基づき、世界平和を成し遂げようという精神」だと述べた。

 記念式には光復会と在日本大韓民国民団の関係者、独立有功者家族など、約250人が出席した。2日前、日本の真の反省を促す「日本市民・知識人の声明」の発表に参加した和田春樹東京大学名誉教授も出席した。イ・スフン駐日大使は「強制動員判決や日本の哨戒機による低空威嚇飛行問題などで、韓日関係が困難になっているのは事実」だとしたうえで、「難しい時期であればあるほど、両国政府は歴史を直視しながら、未来志向的関係の発展に向けて絶えず疎通し、解決策を模索しなければならない」と述べた。

 この日、在日本韓国YMCAは2008年に設置した2・8独立宣言資料室を3倍ほど大きな規模に拡張して公開した。

東京/チョ・ギウォン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:2/9(土) 12:33
ハンギョレ新聞

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