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バレンタインデー間近! 甘くほろ苦くとろける“チョコレート映画”6選

2/10(日) 9:00配信

映画.com

 [映画.com ニュース] 人々が愛や感謝の気持ちを伝えるバレンタインデーまであとわずか。そんなロマンティックな時間に欠かせない定番アイテム・チョコレートは、甘い、もしくはほろ苦い恋の思い出をよみがえらせてくれる存在。映画.comではチョコレートが登場する映画にフォーカスし、チョコレートをめぐる6つの物語を紹介します。

▽「ショコラ」
 フランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュが主演を務め、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチが共演したヒューマンドラマ。第73回アカデミー賞では、作品賞を含む5部門にノミネートされた。フランスの小さな村に、謎めいた女性ビアンヌ(ビノシュ)が娘を連れてやってくる。ビアンヌはチョコレート店を開き、客の好みにピタリと合うチョコレートを作り出し、村人たちの間でも評判に。しかし、宗教の厳格な教義を守って村を治める指導者・レノ伯爵の反感を買ってしまう。

 ビアンヌのチョコレートが、村人たちの固くこわばった心を解きほぐしていく様子をあたたかく描いた本作。ナッツ入りチョコレート、トリュフ、チョコレートケーキ、ホットチョコレートなど、相手の心に寄り添う美味しそうなチョコレートが次々と登場。ビアンヌのチョコレートを口にすると、誰もが笑顔になり、優しい気持ちが芽生える。ビアンヌが、ジプシーの青年ルー(デップ)と心を通わせていくロマンティックなシーンにも注目だ。

▽「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
 言わずと知れたタイムスリップSFアドベンチャーシリーズの第1弾。高校生のマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)と科学者のエメット・ブラウン博士(クリストファー・ロイド)の時空を超えた冒険を描いた。

 チョコレートが登場するのは、マーティがタイムマシン「デロリアン」に乗って戻る、両親が青春時代を過ごす1955年。マーティに励まされ、父親ジョージが母親ロレインを「魅惑の深海パーティ」に誘うためカフェテリアへ。ジョージが喉を鳴らしながら飲むミルクチョコレートが、計り知れない勇気やエネルギーをもたらしてくれる万能薬のように、魅惑的に映し出されている。

▽「チョコレートドーナツ」
 同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた70年代のアメリカでの実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞したドラマ。

 少年マルコの大好物はドーナツ。ゲイのカップル、ルディ&ポールとの初めての3人の食卓で、マルコはチョコレートドーナツをほおばり最高の笑顔を見せる。製作を務めたクリスティーン・ファインは、この時の笑顔が、マルコ役にアイザック・レイバをキャスティングした決め手だったと明かしている。

▽「アウトサイダー(1983)」
 巨匠フランシス・フォード・コッポラがメガホンをとった、行き場のない少年たちをとらえた青春映画。米オクラホマ州を舞台に、貧しいグリースと、お金持ちのソッシュという不良グループの対立を描いた。

 ハリウッドの注目若手俳優が集結している本作には、若き日のトム・クルーズも出演。ツッパリ・グループ、グリースの青年を演じたクルーズは、チョコレートの塊を手でつかみ、口や指をべたべたにしながら豪快にかじるワイルドな姿を見せ、強烈な印象を残している。

▽「恋は邪魔者」
 レニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガーが共演したラブコメディ。新進女流作家バーバラ(ゼルウィガー)が執筆した、女性に恋は不要だと説く「恋は邪魔者」がベストセラーに。プレイボーイのジャーナリスト・キャッチャー(マクレガー)はこの主張を否定するため、バーバラに恋の罠を仕掛けようとする。

 劇中では「恋はキャリアの邪魔。女性は恋に落ちないよう、チョコレートを食べて禁欲しよう」という説が提唱される。そのため、板チョコをバリバリとかじるシーンが頻出し、「恋は邪魔者」と書かれたオリジナルチョコレートも。チョコレートが思いを伝える手段ではなく、性欲をおさえ恋の代わりに満足感を得られるもの、という真逆の存在として登場する。

▽「チャーリーとチョコレート工場」
 「ビッグ・フィッシュ」「アリス・イン・ワンダーランド」の鬼才ティム・バートンが、ジョニー・デップとタッグを組んだ毒気たっぷりのダークファンタジー。世界中で親しまれる作家ロアルド・ダールの児童小説「チョコレート工場の秘密」を映画化した。風変わりなチョコレート工場主ウィリー・ウォンカ(デップ)が、黄金のチケット入りのチョコレートを買った子ども5人を工場見学にご招待。家族思いの貧しい少年チャーリーら幸運な少年少女たちは、奇想天外な世界へと巻き込まれていく。

 子どもたちが最初に訪れるのは、従業員ウンパルンパが働くチョコレートの庭園。全てがチョコレートでできた空間には、茶色の川や滝が流れている。ぽっちゃりした男の子・オーガスタスが見舞われるチョコレートまみれの悲劇は、もはや美味しそうというよりもグロテスク? また映画の大ヒットを受け、劇中のチョコレート「WONKA」が商品化され日本でも販売されたが、製造元のネスレ日本は今年8月での販売終了を発表している。バレンタインデーに「WONKA」チョコレートをプレゼントできるのは今年が最後のチャンスとなりそうだ。

 そのほか、美味しそうなチョコレートが登場する映画は以下の通り。

「グランド・ブダペスト・ホテル」
「カールじいさんの空飛ぶ家」
「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」
「モンテーニュ通りのカフェ」
「恋とスフレと娘とわたし」
「恋するショコラ」
「マリー・アントワネット」
「愛しのローズマリー」
「フォレスト・ガンプ 一期一会」
「アマデウス」
「夢のチョコレート工場」

最終更新:2/10(日) 9:00
映画.com

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