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基幹空港ラストのスイートラウンジ新設 特集・ANA福岡新ラウンジ(前編)

2/10(日) 21:43配信

Aviation Wire

 国内線ラウンジの改修を進める全日本空輸(ANA/NH)は、福岡空港にマイレージサービス最上級会員向け「ANAスイートラウンジ(SUITE LOUNGE)」を2月7日にオープンした。一般会員向け「ANAラウンジ(ANA LOUNGE)」も同時にリニューアルし、両ラウンジとも窓から飛行機や福岡の風景が眺められる開放感あるレイアウトが特徴だ。

【福岡に新設されたANA最上級ラウンジ】

◆専用カウンターと保安検査場

 新ラウンジは建築家の隈研吾氏が監修。2017年9月に刷新した新千歳空港が第1弾で、「一期、一会」をコンセプトに各地の地域性が感じられる焼物やガラスなどの工芸品を展示する。エントランスや受付には、雲海をイメージした越前手すき和紙の「光壁」を配した。

 1日に開業した伊丹に続き、第3弾となる福岡のラウンジは、場所を従来の2階から3階へ移し、新設のスイートラウンジと合わせた面積はこれまでの1.2倍に拡張。スイートラウンジは広さ約500平方メートルで席数が70席強となった。各席には電源コンセントと充電用USB端子を用意した。

 両ラウンジの窓からは滑走路や行き交う飛行機が見え、専用保安検査場を備えたラウンジ直結型カウンター「ANAプレミアムチェックイン(PREMIUM CHECK-IN)」を2階に新設。保安検査場は2レーン用意する。

 保安検査場を通過後は、エスカレーターやエレベーターで3階の受付へ向かう。受付に向かって右側にスイートラウンジの入口を設置した。ラウンジ内の天井は、飛行機のフラップを模したデザイン。ウォールナットの木を使った「大和壁」により、落ち着きのある空間を演出している。ANAラウンジと比べ、くつろぐ利用者が多いことから、奥に行くほどゆったりとしたシートを配するようにし、センターテーブルを囲んで座面の深いソファを設置した。テーブルの人工大理石の模様は、各空港ごとに異なる。

◆基幹空港ラストの開業

 エビスをはじめ4種類のプレミアムビールや焼酎などのアルコール類、ソフトドリンクに加え、パンやおにぎりなど軽食も提供。また、千鳥屋の「あまおうショコラどら焼き」を2月7日から3月31日までの期間限定で提供し、かさの家の「梅ヶ枝餅」を用意する。

 大テーブルに栓(せん)の木を積み上げたディスプレーには、福岡の「博多人形」と「高取焼」、佐賀の「白瓷(はくじ)」を展示。工芸品により、地域性を感じられるようにした。

 スイートラウンジは、3段階あるANAのマイル会員制度「AMC(ANAマイレージクラブ)」の最上位ステータス「ダイヤモンドサービス」会員と、「ラウンジアクセスカード」所有者のみ入室できる。

 ANAは国内線幹線が就航する基幹空港に、スイートラウンジを設置している。これまでに羽田と那覇、伊丹、新千歳にターミナル改修などと連動して新設。福岡はラストの5番目となった。今月28日には、那覇がリニューアルオープンする。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:2/10(日) 21:43
Aviation Wire

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