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「Amazon限定」がガジェット周辺で増えつつある理由

2/10(日) 8:15配信

ITmedia PC USER

 Blu-ray Discの映像コンテンツやゲームソフトでは、「Amazon.co.jp限定」の製品はすっかりおなじみだ。他の販売店にはない独自の予約特典が付いたこれら限定商品は、ついつい手が伸びてしまう魔力を秘めている。

 そんな「Amazon限定商品」だが、最近はノートPCやディスプレイ、HDD、メモリカードなど、PC周辺機器にも増えつつある。これらの製品は「Amazon.co.jp限定」と記されている他、型番の末尾にAmazon専売であることを表す「-A」などの識別子が振られていることが特徴だ。

 もっとも、Blu-rayなどのメディアと大きく違う点が2つある。一つは、オリジナルの製品と明確な違いがないこと。モノによっては、例えばオリジナルにないケーブルが付属するといった相違点もあるが、仕様などは全く同一、パッケージも説明書も使い回しであるケースがほとんどだ。

 そしてもう一つの特徴は、元になったオリジナル製品がAmazonでは売られてないケースが多いことだ。Blu-rayやゲームソフトでは、予約特典が不要な人のために、オリジナルの製品が併売されていることがほとんどだが、こうしたPC周辺機器では、独自型番の製品のみが販売され、オリジナルの製品は登録自体がないことも多い。

 メーカー視点で考えると、型番を分ければ在庫を他の販路と共有できなくなり、倉庫の負担は増える。両方の在庫を持たなくてはいけないのでキャッシュフローも圧迫される。PC周辺機器は2~3年もたてば終息する製品が多いので、効率という意味でもよろしくない。

 こうしたデメリットがあるにもかかわらず、なぜわざわざ特定の販売ルートにだけ、独自の型番を付けた製品を販売しようとするのか。Amazonに限らず、大手通信キャリア向けのアクセサリーなどでも最近増えつつあるこの現象について、今回は見ていくことにしよう。

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最終更新:2/12(火) 14:16
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