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堺屋太一さん死去 「団塊の世代」名付け親 83歳

2/10(日) 14:53配信

毎日新聞

 「団塊の世代」の名付け親で、経済評論家や作家として幅広く活躍した元経済企画庁(現内閣府)長官の堺屋太一(さかいや・たいち、本名・池口小太郎=いけぐち・こたろう)さんが8日、多臓器不全のため死去した。83歳だった。通夜は16日午後6時、葬儀は17日午後1時、東京都港区南青山の青山葬儀所。喪主は日本芸術院会員で洋画家の妻史子(ちかこ)さん。

 大阪市出身。東京大経済学部卒業後、1960年通商産業省(現経済産業省)入省。70年の大阪万博の企画を担当したほか、沖縄開発庁(現内閣府)出向中の75年には沖縄海洋博を手掛けた。75年、近未来小説「油断!」で作家デビューし、ベストセラーに。翌年発表の小説「団塊の世代」で、47年から49年生まれの第1次ベビーブーム世代を「団塊」と初めて命名し、流行語となった。

 78年に退官後、本格的な執筆・評論活動に入り、「峠の群像」「秀吉」などの歴史小説を次々と発表。工業社会の終わりと情報化社会の到来を予言し、85年に発表した経済理論「知価革命」は国際的評価を得た。

 98年7月、「経済再生」を掲げる小渕恵三内閣の目玉として、経済評論家から経済企画庁長官に抜てきされ、森喜朗内閣の2000年12月まで在任。安倍晋三内閣では内閣官房参与に就任した。

最終更新:2/11(月) 1:10
毎日新聞

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