ここから本文です

有効求人倍率、高水準… その裏で「人手不足」「働き方」の問題も?

2/10(日) 17:02配信

TOKYO MX

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。2月4日(月)放送では、「有効求人倍率、過去2番目の高水準」というニュースついて意見が交わされました。

厚生労働省によると、2018年の平均有効求人倍率は1.61倍で、1973年に次ぐ過去2番目の高水準になりました。また、総務省発表の平均完全失業率も前年より0.4ポイント低下の2.4%で、8年連続で改善しました。2018年1年間の就業者数は平均6,664万人で、前年度と比べて134万人増加。その内訳は、男性45万人に対して、女性は87万人と大きく上回っています。

有効求人倍率、完全失業率の推移はともに回復基調ではありますが、その背景には「人手不足」があります。

教育コンサルタントの中土井鉄信さんは、塾の業界は5、6年前から人手不足になっていることを明かしました。
「去年の夏は講師が足りなくて、教室を閉めた校舎もあるほどでした。学習塾は業務量が多くてブラック企業、というイメージが強くなってきていると思います。応募する側からすると、『この高い求人倍率で、実際の働き方はどうなんだ? ブラックだったら行かない』となると思う」

そのうえで、「今後、労働集約型企業は働き方改革を推し進めないと人材が来ない、という状況になる」と考えを述べました。

弁護士の倉持麟太郎さんは、多様な働き方が広がっているのにそれを規律する法律がないと指摘。
「今までの大企業型の働き方(9~18時勤務など)を規律する法律しかなくて、今はそれを少しずつ改正しているだけ。(多様な働き方の変化に)法制度がまったく追いついていない」

他方、倉持さんは、「(働き方の多様化に応じて)法制度を改正するために、官僚が(民間企業の)労働実態を知ろうとすると、企業側はブラック職場だとバレてしまう(ので情報が出しづらい)。実態を知るのはやはり難しい」と見解を示しました。

最終更新:2/10(日) 17:02
TOKYO MX

あなたにおすすめの記事