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中日佐藤優、ドラの守護神譲らん「やる以上は9回」

2/10(日) 20:18配信

日刊スポーツ

中日の最速152キロ右腕・佐藤優(25=宮城・大崎市出身)が「ドラの守護神」定着に名乗りを上げた。

【写真】ランニングの移動で話す又吉、佐藤、松坂

沖縄・北谷キャンプ中の10日、昨年8月下旬から務めたクローザーを年間通して務める決意を言及。同11月には侍ジャパンにも初選出され、DeNA山崎康晃投手(26)から学んだ守護神であり続ける向上心を、このオフからの取り組みに生かしてきた。プロ4年目でのさらなる飛躍へ、14日の練習試合(対ロッテ)から実戦アピールが始まる。

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佐藤が「9回」に強いこだわりを示した。「すでに『短いイニングを考えている』とコーチからは伝えられています。まずは開幕1軍が目標ですが、やる以上は9回(に投げること)を目指していきたい」。松坂大輔投手(38)らと行ったダッシュなども常に先頭を走る。「順調に来ています。まだまだ状態は上がります」と手応え。今オフには首脳陣に先発希望を明かしていたが、迷いも吹っ切れた。

昨季は終盤から抑え役を務め、自己最多42試合登板。1勝2敗5セーブ、防御率2・08と頭角を現した。直球だけでなくフォークなどの変化球を駆使し、43回1/3で51奪三振。日米野球の侍ジャパンにも選ばれた。最終戦では1回を投げ、3奪三振と結果も出した。それ以上に大きな収穫は「ハマの守護神」山崎の野球に対する姿勢を間近で感じたことだった。毎日投げるための自身に合った負担のかからないフォームの追究心。直球の速さや変化球のキレを増す向上心。意識改革が始まった。

このオフは都内の施設を行脚し、多種多様なトレーニング法を体験した。その中で知り合った知人の薦めで、今年1月には約10日間の米国短期留学。メジャーリーガーも注目する、最適なフォーム修正法も大リーガーと一緒に学んだ。「去年は後半ちょっと投げただけ。すべては1年間投げ切るためです」。理想のフォームで球速も上げる狙いもある。

この日は侍ジャパン稲葉篤紀監督(46)が視察に訪れた。「今までは縁がないものと思っていたが、声をかけていただいているので、チャンスがあればまた入りたい場所。実力はまだまだですが、オープン戦からアピールです」。中日のクローザーの座を確固たるものとし、未来の侍守護神にも挑む。【鎌田直秀】

最終更新:2/11(月) 9:02
日刊スポーツ

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