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大きな窓と滞在時間合わせたシート配置 特集・ANA福岡新ラウンジ(後編)

2/11(月) 21:24配信

Aviation Wire

 国内線ラウンジの改修を進める全日本空輸(ANA/NH)は、福岡空港の「ANAラウンジ(ANA LOUNGE)」を2月7日にリニューアルオープンした。マイレージサービス最上級会員向け「ANAスイートラウンジ(SUITE LOUNGE)」も同時に新設し、両ラウンジとも窓から飛行機や福岡の風景が眺められる開放感あるレイアウトが特徴だ。

【ANAの福岡新ラウンジ】

◆入口付近にベンチ型シート

 ANAラウンジは、栓(せん)の木を使用した「大和壁」を取り入れ、滞在時間が比較的短いビジネス客の利用を重視。入口付近とドリンクコーナー近くには、ベンチ型のシートを新たに採用し、ラウンジ奥側にゆっくり過ごしたい利用者向けのソファを配した。

 窓側席の柱部分はミラーを配し、窓が連続して見えるようにし、天井も高さを出せるところは高くし、開放感を出した。

 大テーブルの工芸品は博多人形のほか、福岡の「線香花火」、佐賀の「有田焼」と「唐津焼」を展示し、地域性を演出。また、ビールの銘柄は利用者のニーズに応え、両ラウンジとも4種類そろえた。一方で、スイートラウンジはプレミアムビール、ANAラウンジは通常のビールと差をつけている。

◆コンセントと2AのUSB端子完備

 新ラウンジは建築家の隈研吾氏が監修。2017年9月に刷新した新千歳空港が第1弾で、「一期、一会」をコンセプトに各地の地域性が感じられる焼物やガラスなどの工芸品を展示する。エントランスや受付には、雲海をイメージした越前手すき和紙の「光壁」を配した。

 1日に開業した伊丹に続き、第3弾となる福岡のラウンジは、場所を従来の2階から3階へ移し、新設のスイートラウンジと合わせた面積はこれまでの1.2倍に拡張。面積と席数は、ANAラウンジが約600平方メートルで約200席、スイートラウンジは約500平方メートルで70席強となった。各席には電源コンセントと充電用USB端子を用意した。

 USB端子は5ボルト・2アンペアを基本とし、タブレット端末などの充電にも対応。電話ブースなど使用時間が短い場所は、1.5アンペアとした。

 両ラウンジの窓からは滑走路や行き交う飛行機が見え、専用保安検査場を備えたラウンジ直結型カウンター「ANAプレミアムチェックイン(PREMIUM CHECK-IN)」を2階に新設した。保安検査場を通過後は、エスカレーターやエレベーターで3階の受付へ向かう。車いす利用者などを想定し、高さの低いカウンターも設けた。受付に向かって左側にANAラウンジ、右側にスイートラウンジの入口を設置した。

 ANAは国内線ラウンジの改修を進めており、福岡に続き今月28日には那覇がリニューアルオープンする。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:2/11(月) 21:24
Aviation Wire

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