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カメラの画質、センサーサイズでどう変わる? ガスタンクで検証

2/11(月) 7:00配信

ITmedia NEWS

 デジタルカメラはよく「センサーサイズが大きい方が高画質」っていわれているんだけど、まあそれはおおむね正しいわけなんだが、実際にどのくらい違うのか。同じような条件で比べたらどのくらい差があるのか。

ガスタンクの画像がこんなにあった

 気になりません?

 画質といっても抽象的なので、センサーサイズによって差が出そうなところをピックアップすると、「ディテールの描写」「高感度時の画質」「背景のぼけ」「階調の豊かさ・ダイナミックレンジの広さ」って感じになるかと思う。

 画像処理による差やレンズによる差、技術の世代差もあるから一概にはいえないところもあるんだけど、比べることができるなら比べてみようじゃないかと思ったのである。

 幸い、うちにはこんなに画像が溜まってるのだ。

 どれも同じガスタンクを、似たような時刻・天気の日に同じような位置から撮ったもので、ここ数年、レビュー用の作例に必ず入れている被写体だ。

 いつも単体のカメラレビューで使ってるので、こうして並べて比較するのは初めて。

 撮影時刻の微妙な差や季節の差もあるけど、青空一つとっても特徴が全然違ってて面白い。

 では比べてみよう。

 元の絵はこんな感じ。この中央にあるタンクの上に立っているアンテナ(だと思う)のあたりを等倍表示し「センサーサイズや機種によるディテール描写対決」をするのである。

いろんなカメラでディテール描写力をチェック

 「Adobe Lightroom」上で等倍表示にして並べてみた。

 左がニコンの「Z 6」。2400万画素のフルサイズセンサーのミラーレス一眼だ。レンズは24-70mm F4、つまり標準ズームレンズを装着している。右がキヤノンの「Powershot SX740 HS」。2000万画素の1/2.3インチセンサーを搭載した40倍の高倍率機だ。まあ価格はヒトケタ違うし、センサーの面積にいたっては30倍近く違う。なのに画素数はあまり変わらないっていうわけだ。

 中央にあるガスタンクのてっぺんにあるアンテナを支えるワイヤーがちゃんと見えているか、がすごく分かりやすい。Powershot SX740 HSの方は空にとけちゃってる。

 画素数はあまり変わらなくても、晴天下という好条件でも写りにこれだけ差が出るのである。特にコンパクトの高倍率ズームレンズとなるとどうしてもクオリティを上げるのは難しいし、個人的には1/2.3インチセンサーに2000万画素は詰めこみすぎだと思う。

 今回はこんな調子でガシガシと比べてみたい。

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最終更新:2/11(月) 7:00
ITmedia NEWS

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