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道端に「ネズミ御用達」のミニチュア店舗出現、人気スポットに スウェーデン

2/11(月) 19:23配信

AFP=時事

【AFP=時事】(写真追加)スウェーデン南部マルメ(Malmo)の街路の片隅に、精巧なミニチュア建築の「ネズミの店」がいつの間にか出現し、人々の注目を集めている。取材中に通りかかった男性は思わず笑みを浮かべてかがみ込み、小さなごみ箱や看板を写真に撮影していた。

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 行き交う人々の足元、道路脇の建物の壁と路面の敷石とが接する位置に取り付けられた換気口に、靴の収納箱にすっぽり収まってしまいそうなほど小さな店舗が2軒並んで埋め込まれている。1軒は理髪店で、隣は「旅の途中の迷子のネズミ」を手助けする施設だ。上階にはダンススクールが入っている。

 細部まで装飾が施されたミニチュア店舗は、ネズミのための都市建築を各地に「建てて」回るアート集団「アノニマウス(Anonymouse)」の最新のインスタレーション作品だ。

 作品が設置された建物に住む女性(74)は「ある朝、建物の外に人だかりができていたのだけれど、なぜだか分からなくて」とAFPに語った。「階下に下りて歩道に出てみたら、この小さなアートを見つけたんです」と話す女性は見るからに、想像性に富んだこの取り組みを面白がっていた。

 アノニマウスは2016年、ミニチュアのレストランと木の実を売る店を街角に出現させて活動を開始。これまでに10か所以上にミニチュア建築物を設置してきた。

 メンバーの一人はAFPの取材に対し、電子メールを通じて「私たちは、この世界と平行した動物の世界の物語を考えては共有するのが大好きな仲間。動物たちの世界では、人間が失ったものが大切にされている」と説明した。動物たちの完結した小さな世界を作品で再現しようとしており、「通りすがりの人々に喜びを広めるアートだと思う」と述べている。

 アノニマウスの作品はスウェーデン国内の各都市のほか、フランス南部バイヨンヌ(Bayonne)や英王室属領のマン島(Isle of Man)にも設置されている。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:2/14(木) 10:58
AFP=時事

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