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沖縄で3週連続動員1位の「洗骨」に奥田瑛二「木村くんやクイーンに勝った?」

2/11(月) 17:01配信

映画ナタリー

「洗骨」の公開記念舞台挨拶が2月10日に東京・シネマート新宿で行われ、キャストの奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女、大島蓉子、坂本あきら、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)、筒井真理子、監督の照屋年之が登壇した。

【動画】「洗骨」予告編(メディアギャラリー他15件)

ガレッジセールのゴリこと照屋がメガホンを取った本作は、沖縄の離島・粟国島を舞台に、一度土葬や風葬などを行ったあと遺骨を海水や酒で洗い再度埋葬する風習・洗骨(せんこつ)を通して、家族の絆を描く物語。沖縄で先行公開されている本作が、3週連続で観客動員数1位を記録していることを聞いた奥田は「3週沖縄で1位ということは……僕が木村くんやクイーンに勝ったってこと?」とニヤリとすると、「この年齢になって、よくぞこんな映画に巡り合えたと思います。昔巨匠と仕事をしたとき、脚本を読んだ瞬間に『監督に会いたいー!』と叫んだ。そして今回も同じように叫んだんです。思えば20数年、一生懸命仕事をしてきたけれど、そんなことはなかった気がします」と振り返る。

筒井は「もともと沖縄が好きで。撮影では約1カ月滞在しました。沖縄の歴史なども知らなかったから調べたりして。今ももっと勉強しようと思いますね」とコメント。妊婦を演じた水崎は「食堂のおばちゃんがわたしのお腹を見て『もうすぐ生まれるね』『この張り方は男の子ね』と応援してくれてちょっと心苦しかった(笑)。映画が公開されたことで、役作りのためにがんばっていたことをわかってもらえるかなと思います」と語った。

大島が「(撮影現場で)わからないことがあると、監督がやって見せてくれるんです。それが上手すぎて!」と明かすと、照屋は「大島パニックと呼んでたんですが、現場では『急に言われてもできない! 準備していたことしかできないよ!!』と慌てるのに、本番の声が掛かると堂々の演技。この人、本当に本番に強いんです」とエピソードを披露。また筒井が自身の役柄について「死に顔と遺影にはこだわらせていただきました」と言及すると、照屋は「棺桶に入っても、何度も目を開けて『監督、頬がこけるメイクをもうちょっといいですか? メイクさーん!』というやり取りを繰り返したので、早く死ねよ!と思った(笑)。タイトルが『黄泉がえり』になっちゃう」と続け、会場の笑いを誘った。

最後に奥田が「このままの勢いで走ってくれることを祈っています。この映画を語るときは『あんな奥田瑛二見たことない!』をキーワードにお願いしますね」と笑顔で呼びかけると、照屋は「股間の伸び切ったブリーフはいた奥田さんなんて、ほかでは絶対観られないですよね」とうなずき、「大勢の人の血と汗が混じって作り上げられたと思っています。我が子のようにかわいい作品です。観せたくて仕方がない、年賀状に赤ちゃんの写真を載せる人の気持ちがわかりました」と語り、イベントを締めくくった。

「洗骨」は全国で公開中。



(c)『洗骨』製作委員会

最終更新:2/11(月) 17:01
映画ナタリー

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