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これで一目瞭然 ご当地アイドル160組データベース

2/11(月) 9:27配信

産経新聞

 大阪市西区の出版社「ロックスエンタテインメント」が発行するローカルマガジン「IDOL FILE」による公式WEBサイトが稼働した。全国で活動しているご当地アイドル約160組(ソロを含む)が掲載されて、「カッコイイ系」「カワイイ系」「本格派」などユーザーらの好みに応じてグループが検索できるようになっている。卒業や解散など浮き沈みの激しい業界だけに更新頻度が問われるが「なるべく早く対応できるようにしたい」と話している。(格清政典)

【写真で見る】これまでに5冊が発行された関西版「IDOL FILE」

■5年の取材活動で全国に情報網

 公式サイトでは、アイドルを運営する芸能事務所から寄せられた情報をもとに、活動地域なども明記。「楽曲派」や「ご当地」などといったグループの特徴だけでなく、「結成1年未満」「15歳以下」などといった検索項目も設けている。掲載されているのは、北は北海道から南は沖縄まで全国で活動しているご当地アイドルたちだ。グループをクリックすると詳しい紹介が掲載されており、各メンバーのプロフィルや動画なども紹介されている。

 同社のフクモトヒロスケ代表は「約5年間の取材活動やイベント開催などを通じて、全国に情報網をめぐらせることができた。まだまだ紹介できていないグループもあるので、随時増やしていく」と意気込んでいる。

 もともとモノクロの音楽月刊誌「GOOD ROCKS!」の発行をしていたが、「アイドルの取材をしてほしい」という依頼が相次いだことからアイドル業界に興味を持ち、平成26年秋に「KANSAI IDOL FILE」を創刊。

 このときの表紙は、NMB48(当時)の山本彩(さやか)さんだった。その後、九州、東海、中国四国と立て続けに発行。28年からは「IDOL FILE」と改称して、メジャーグループとは一線を画してインディーズで活動しているグループを掲載してきた。

■「IDOL QUEEN」で全国制覇

 29年からは表紙掲載を特典にした「IDOL QUEEN」を企画し、関西だけでなく九州、東海、中国四国、東京、北日本と全国各地でクイーンが誕生。現在は全国2周目を展開しており、関西では昨秋に5冊目を発行した。

 その一方で、大阪市中央区のライブハウス「心斎橋SUNHALL」を拠点にしたライブイベント「IDOL FILE IN OSAKA」をはじめ、名古屋市や広島市、福岡市などでも同様のイベントを展開してきた。

 「最初はまったくの手探り状態だったが、一定のファンや読者がちゃんといることがわかった」(フクモトさん)

 日本ご当地アイドル活性協会(東京)の調べでは、全国46道府県で活動しているグループは約1400組にまで拡大。東京都だけでも千組以上はいるといわれており、「僕たちも知らないグループはまだまだ多い。公式サイトを通じて、少しでも知ってもらうきっかけになれば…」とフクモトさんは話している。

■メンバー入れ替わり…更新頻度がカギ

 過去には、ご当地アイドルをまとめたサイトがあるが、ほとんどが更新されないまま何年間も放置されている状態だ。しかし、アイドル業界はメンバーの卒業や新加入だけでなく、解散とも背中合わせの浮き沈みが激しく、入れ替わりも激しい。

 それだけに、サイトの更新頻度がカギを握る。フクモトさんによると、アイドルたちのデータは各グループを運営する関係者から提供されているとし、メンバーの入れ替わりやグループの解散などがあった場合には運営サイドから連絡を受けたうえで対応するとしている。大阪を拠点にするグループ「Obento Idole(オベントイドール)」が、2日に解散したことについても、きちんとサイト上で対応する方針だ。

 アクセス件数などは調査中だが、全国のアイドルファンの注目を集めているが、「メンバーの入れ替わりやグループの解散などは、ファンにとっても非常に重要な情報。それだけに運営サイドの姿勢も問われると思います」とフクモトさんは話している。

最終更新:2/11(月) 9:49
産経新聞

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