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政府が全国のIoT機器に侵入できるか調査するんだって。どこの国? …って日本だよ

2/11(月) 7:13配信

ギズモード・ジャパン

やべえ時代になった。

NHKニュースによりますと、総務省が「IoT機器に無差別侵入調査する」というちょっとホラーな…グレーな? 危うい? な調査を行なうようです。IoT機器に無差別侵入だなんて、実質的には不正アクセスと変わらないわけで、まさにIoTハザード(危機)。いったいどこの国の話だよ!って思っちゃうけど、はっはっは、日本なんだなぁこれが。

【画像】政府が全国のIoT機器に侵入できるか調査するんだって。どこの国? …って日本だよ

でもそれにはちゃんとした背景があります。

指摘されているのは、IoT機器があまりにも初期設定のまま使われすぎているよ!問題。こうした機器が放置されていると、サイバー攻撃の足場として利用されてしまう可能性があるんですよね。こうしたより深刻なサイバーリスクを未然に防ぐための措置であるとのこと。

でも、勝手に調査するのは違法じゃないの?

もちろん、IDやパスワードが単純で予想しやすいものだったとしても、他人の機器に勝手に侵入したら、それは不正アクセス。でも、今回の調査に限定して特例的に機器への調査を認め、5年間に限って総務省が所管する情報通信研究機構が行なうとのことです。

調査対象として挙がっているものとしては、およそ2億台が対象。いわゆるIoT機器のみならず家庭や会社などにあるルーターやウェブカメラなども含まれるようですね。調査は2月中旬に開始され、初期設定のままになっていたりセキュリティー対策の不十分な機器を洗い出して注意を促すとしています。

手段的にはかなり強引なことは確かで、怒りや不安を抱くのももちろんですが、「インターネットにつながるモノ」や「インターネットとの仲介をするモノ」はここ数年で急速に広まりました。同時に、「インターネットからのリスク」も増えています。

現代ではネット上のホラーがリアルな恐怖へとつながる可能性もあり、さらに今後はオリンピックやパラリンピックといった大イベントも控えています。その緊急措置としてのものなのでしょうが、果たしてその手段が妥当なのかどうかは…難しいところです。

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