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新型「レガシィ」は、スバル復活のインフルエンサー

2/11(月) 9:39配信

ニュースイッチ

旗艦車種が背負う数量以上のブランドイメージ

 約5年ぶりに全面改良した新型セダン「レガシィ(米国仕様車)」を米シカゴオートショーで世界初公開したスバル。レガシィはスバルの旗艦車種で新型は第7世代目、一体どんなクルマに仕上がり、どんな役割を担うのかー。

 排気量2400ccの水平対向4気筒直噴ターボチャージャー(過給器)付エンジンと、同2500cc水平対向4気筒直噴エンジンの2種類を用意した。ボディーサイズは全長4840ミリ×全幅1840ミリ×全高1500ミリメートル。全長は従来モデルより約3・8センチメートル拡大した。

 初搭載は11・6インチの縦型フルハイビジョン(HD)画面を採用した車載情報システム。スマートフォンとの連携やテレマティクスサービスの利用が可能で快適性や利便性を高めている。

 運転支援システム「アイサイト」には米国仕様車として初めて車線中央維持制御と先行車追従操舵制御機能を追加し、安全性も高めている。運転者ごとに空調やシートを自動調整できる「ドライバーモニタリングシステム」も搭載した。

 米国仕様車は米国工場(インディアナ州)で生産し、秋に販売を始める。日本市場での販売は未定だ。かつて国内で月1万台売れる車だったが、国内市場の変化により現在の主戦場は米国に移った。米国でもセダンの販売が鈍化し苦戦している。

 2019年3月期の連結業績見通しの売上高と各利益段階を下方修正したスバル。自動車の基幹部品である電動パワーステアリング(EPS)に不具合が見つかり、1月に群馬製作所(群馬県太田市)の操業を停止したことが影響する。

 工場の操業を停止していた約2週間で「約3万台の生産に影響が出る」(岡田稔明取締役専務執行役員)。当面は品質を最優先した生産体制を維持し「今年度中には持ち直せるようにしたい」との見方を示した。挽回生産やサプライヤーへの対応などは今後検討する。

 売上高は従来予想比で900億円、営業利益は同350億円、それぞれ減少する。世界生産は従来計画比4万2900台減の99万3000台に、世界販売は同4万4700台減の99万6400台に下方修正した。

 世界販売の6割強を占める主力の米国はスポーツ多目的車(SUV)「フォレスター」など販売が好調に推移するが生産停止の影響で「車の玉数が少なくなり、19年1―3月期の販売に響く」と話す。来年度に販売回復を狙うためにも、旗艦車種レガシィを愛する人は、とても大切なインフルエンサーになる。

最終更新:2/11(月) 9:39
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