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変化に合わせてライフスタイルをサポート「保険の現在と未来」

2/11(月) 6:00配信

TOKYO HEADLINE WEB

“もしも”の時に安心の保険だが、一度加入したらそのままという人も多いのでは? しかし、ライフステージの変化によって、必要なものも変わってくるので、定期的に見直す事も必要だ。それぞれの年代にふさわしい保険と保険の未来について、保険見直し本舗 取締役 第一事業本部長 渡辺浩崇さんに話を聞いた。

世界的に見た日本の保険加入率

「とても高いと言えます。制度面で見ると北欧のように社会保障制度が充実しているわけではありませんし、一方でアメリカのように国民皆保険制度がないわけでもない。そのちょうど中間ぐらいですが、ここ何十年という流れの中で、個人的にも、お守り代わりに保険に入っておくべきだという文化が深く浸透してきたと思います。世帯加入率でいうと、90%に近く、世帯年間払い込み保険料も平均で38万2000円と、ほとんどの世帯が自分たちで何かしらの準備をしているという事です。一家の大黒柱であるお父さんが亡くなった時のための死亡保険もあれば、独身者の入院保険、また貯蓄としてなど個人の事情に合わせた商品が多数ありますので、それこそ赤ちゃんから高齢者までが、対象と言えるでしょう」

保険に加入するタイミング

「結婚や出産のほか、就職したタイミングで加入する方が多いと思います。昔ほどではないとはいえ、特に大企業の場合など、職場に生命保険会社の方が訪問されて、そこで保険について改めて知るという人が多い。その時に実際に契約しなくても、保険は必要なんだと意識をするのではないでしょうか。また、情報に敏感な人は、生命保険を投資の一つと考え、若いうちから保険料という形で、貯蓄をする人も少なくないと思います」

保障内容などの変化

「保険商品は昔に比べものすごく変わっています。まず、保険料が安くなっているという一面があります。簡単に言うと長生きになったから。死亡保険金支払いが多く発生すると死亡保険の保険料は高くなりますが、長生きになって死亡保険金支払いが減り保険料が安くなった、というものです。逆に長生きをしたら医療費がかかるため、入院保険が必要?と聞かれることもありますが、そこは国の社会保障でなんとかなる、という考え方もあります。保障の内容でいうと、単純な死亡保険、入院保険、手術保険といったものだけではなく、介護保険や、働けなくなった時の就業不能保険や生活費サポート保険など、新しい種類の保障も増えています。合わせて、健康診断をきちんと受けていたり、非喫煙者だったりなど、健康状態や生活習慣により適用保険料もかなり細分化されてきています。この先、そのような生活習慣を加味するだけではなく、DNA鑑定による遺伝子診断などにより、一人ひとり保険料がまったく異なる時代が来るかも知れませんね」

ライフステージと保険

「どんな保険に加入するかは、人ぞれぞれ考え方にもよりますよね。例えば若い人の中には誰かに死亡保険を残すより、いざ病気になった時の入院保険が手厚いほうがいいという人もいれば、葬式代ぐらいは残したいという人もいる。だから、就学、就職、結婚、出産という節目に、受け取る人ときちんと話をして、保険をライフプランの中にどうやって組み込んでいくかを考えるのがいいと思います。ただ、若い方にひとつだけ言えるのは、保険には貯蓄という機能もあり、主に元本保証されているものが多いですが、とにかく早く始めるのがいい、早いに越したことはないです。これはどこの金融機関でも言っていると思いますが、1日でも早く始めた人が得をします。例えば株や投信と比べ元本割れしにくいという意味でも、保険を有効な投資商品のひとつと考えることができると思います。若い人には貯金だと思って、保険でお金を貯めなさいと言いたい。先ほども言いましたが、保険料は安くなってきていますし、商品の種類も圧倒的に増えている。現在保険に加入しているなら、自分の保険はどういうものなのか、意味があるものなのかということをきちんと把握しておいたほうがいい。そのためには、絶対に専門家に見てもらったほうがいいです。それによって今の自分と将来の自分に必要な保険が明確になるからです。貯蓄以外でも、今までの保険は長寿社会に向けて安心をサポートするものでしたが、最近はそれに加えて、健康をサポートするというものも増えてきています。一生“健康で”長生き、今後保険は、そのような役割も担っていくと思います」

最終更新:2/11(月) 6:00
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