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CIAのスパイ、ソ連の軍事パレードを前列から撮影していた

2/11(月) 20:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アメリカ国家安全保障アーカイブ(National Security Archive)の写真によると、CIAは、ソ連の軍事パレードをスパイしていた。日中、大胆に。

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機密解除された写真は、メーデーやロシア革命記念日に行われた軍事パレードを撮影したもの。

軍事パレードはスパイにとって、ソ連の情報を集める絶好の機会だった。ソ連は通常時、その軍事的能力をほとんど誇示しなかった。

写真を見ると冷戦期、スパイがどのような情報を集めようとしていたかが分かる。

写真の多くには、ミサイル、自走砲、ミサイル発射システムなどソ連の兵器が写っていた。

複数の写真には、日付、機密レベル、イベント名が記されていた。

また写真には緯度、経度が記されていた。情報の出どころが曖昧なものもある。

トラックに搭載されたロケットランチャー。

地上発射型地対空ミサイル。1961年メーデーの軍事パレードで音楽隊の前を通過。

この写真には「自動格下げから除外、機密解除」とある。

CIAのメモによると、SS-9は1967年、モスクワの軍事パレードで初めて姿を表した。

赤の広場で行われた第49回ロシア革命記念日の軍事パレード。

写真の記載は間違っていたようだ。

ABM-1「ガロッシュ」は、モスクワを守るために配備された地対空弾道弾迎撃ミサイル。

ABM-X-2は、プロジェクト・オーロラのこと。ガロッシュを拡張しようとしたが失敗に終わった。

これらの写真を撮影した人は観客席の前列に座っていたようだ。

写真は明らかに兵器システムを狙っていたが、この時代の様子とプロパガンダを見ることも同様に興味深い。







[原文:Declassified CIA images show how the US spied on fearsome Soviet weapons during parades]

(翻訳、編集:増田隆幸)

最終更新:2/11(月) 20:11
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