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都内の「ワークマン」ショップで聞いた「働く男たちの言葉」

2/11(月) 14:20配信

TOKYO FM+

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーとともに考えるのはパーソナリティの堀内貴之。1月23日(水)放送のテーマは「実録! ワークマン」でした。主に工事関係者や作業員向けの衣服や作業用品を販売している専門ショップ「ワークマン」が開業した、アウトドアウェア専門の新業態「WORKMAN Plus」が注目を浴びています。機能性とシンプルなデザイン、アウトドアブランドよりも安い品揃えに女性たちにも人気だとか。とはいえ、「ワークマン」といえば、やはり現場で働く男たち! 今回は東京の「ワークマン」で声をかけた4人の男性に、お話を伺いました。

【写真を見る】パーソナリティの堀内貴之(写真左)

テーマ「実録! ワークマン」

◆体を使った仕事をして、好きなことができている

「靴下を買いました。全部で6足です。仕事で使います。ゴミ収集で各所を廻ってますね。10年以上です。ゴミって、どんな環境でも出るじゃないですか。仕事的にもなくならないし、以前からゴミ収集に興味があって給料もけっこうもらえると聞いて始めました。初めはかなり働かされたけど、仕事をやればやるほど歩合が出たんですよ。俺みたいな高卒がもらえる額にしては、かなり大きいなって思ったんです。俺は何もしてこなかったから、そのぶん体を使うしかないなって思ったんで。体を使って仕事したら、勉強してきた人たちと同じレベルの給料をもらってもいいんじゃないかなと。

今の時期は、寒いのは朝の出勤時だけですね。あとは動いちゃえば。寒さでつらいと思ったことはないですね。寒いと思いたくないので、筋トレしているというのもあります。健康維持や食事に気をつけてる自分がいるから頑張れるという感じです。考えてみれば、好きなことができてる。トレーニングだとか、美味しいものを食べてるときとか、こうしてひとりでふらふらしてるときですね(笑)。ちゃんとお金を稼いでるから。一日一日、普通に歩いて、食事できて、趣味ができてということが、結果そうなってるのかなと思います」
(37歳/男性/産業廃棄物処理業)

◆40年経っても新しい現場は嬉しい

「今日はズボンとか防寒具とかを買いました。左官業です。外壁を塗ったり、そういった仕事です。一人前になるのに10年とかそのくらいかかると言われてましたけど、俺の場合は、すぐに親父の後を継いだので、3~4年で塗らされるようにはなりましたね。今は、ふだんは5時6時に帰って、普通に食事して、9時10時には寝てしまいます。働くことしかないんじゃないですか。あんまりたいして趣味もないし。仕事を楽しんでやってきたと思います。

40年やってても、上の方から仕事を褒められると嬉しいですし(笑)、新しい仕事は嬉しいですね。現場によっては全然違いますから。同じ現場はひとつもないですし、新鮮な気分で。それがいいんじゃないですか。一緒に仕事をしてる人で一番年上は82歳の人がいますからね。すごいですよね。いつも息子さんとケンカしながらやってますけどね(笑)、それがいいんじゃないですか。ルーティンで(笑)」
(59歳/男性/左官業)

◆もうすぐ生まれる子どもに、働く背中を見せていきたい

「これは防寒用のウィンドブレーカーですね! ストレッチ性があって防風機能もあって安かったので(笑)。倉庫で作業しています! 玩具の倉庫なんですけど、物も大きいのでフォークリフトに乗ったりして。全国に商品を届けてます。この仕事は、もう9~10年くらいになります。体を動かすことと物の整理に向いてるなと思って始めました。

子どもがもうすぐ生まれるところです! やっぱり家庭を持つと稼がなきゃというか、頑張らなきゃいけないな~って部分で責任感が変わりました。あまり家に仕事を持ち込みたくないので、家庭では仕事の話はしないよう心がけています。やっぱり、背中を見せるじゃないけど、そういった感じでやっていかないとなと思っています。ウチの父親もしっかりしていたので自分もそうなりたいです!」
(37歳/男性/倉庫作業)

◆家族には苦労をかけたくない

「ヘルメットを被るのに髪が長いから、髪を抑えるバンダナ的なキャップを買いに来ました。仕事は鉄筋屋さんです。建物なんかの骨組みを作る仕事。コンクリに入っているような骨組みね。冬場は、鉄筋は冷たいしコンクリの上も寒いですね。冬は『着るしかない!』(笑)。この仕事は、始めて25年とかそんなもんかな。高校を卒業して美容師をやってて、それから鉄筋屋さんになったね。何度かバイトしてたら楽しいな~って(笑)。

息子は高校3年生ですね。この仕事とはまた別な方向の仕事を考えてるみたいですけどね。苦労かけたくない……なんていうんだろう、普通に豊かに暮らせてるな~って思える生活をさせてあげたいですね。とりあえず息子ももうすぐ卒業ですし、働き出したら手がかからないから、あとはまぁ定年までやって、俺は独りもんだし適当に(笑)」
(49歳/男性/鉄筋工事業)

【シンプルな言葉に覚悟を感じる“ワークマン”たちの言葉】
お仕事についてはもちろん大変なこともたくさんあるのでしょうが、今回声をかけた“ワークマン”の男性たちはどこか覚悟が決まっていて、仕事へのプライドも感じるようなお話をしてくれました。堀内貴之は「体を動かすお仕事のみなさんは、考え方がスッキリしていて真っ直ぐで、自分もあらためてそうありたいなと思いました」とコメントしていました。

(TOKYO FM「シンクロのシティ」より)

最終更新:2/11(月) 14:20
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