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意外と使える(?)…外貨建てMMF

2/11(月) 19:50配信

ファイナンシャルフィールド

外貨建てMMFは、一部の証券会社のみで扱われている商品です。

筆者は外貨建てMMFを重宝しています。外貨建ての商品の中でも、外貨建てMMFは「意外と使える」のでは、ないでしょうか?

そもそも、外貨建てMMFとは?

外貨建てMMFは投資信託の一つで、課税上は「公社債投資信託」に分類されます。なので、NISAの対象外です。

また、外貨ということで、米国ドル、豪ドル、NZドル、カナダドルなどのMMFがあります。また、かつてはユーロのMMFもありましたが、ユーロがゼロ金利となって以後、取り扱い中止になっています。

外貨建てMMFの中身は、複数の株式や複数の債券などをワンパッケージにした商品…比較的、安全性が高いとされている短期債券です。

外貨建てMMFの決算は毎営業日に行われており、そのため、原則として価格変動がありません。決算の際に生じた剰余金(=分配金)は、毎月末に、顧客ごとの外貨建てMMFの残高に再投資されます(=つまり、毎月、複利する)。

なお、この毎月の剰余金(=分配金)は、20.315%の源泉徴収税を差し引かれた後に、複利します。

その利回りは、「直近7日間の年換算利回り」として、運用(=アセット)会社や証券会社などのWEBサイトで公表されています。某社の米ドルのMMFの直近7日間の年換算利回りは1.878%(=信託報酬控除後)でず。

また、円から外貨への為替レート、つまり、TTSやTTBは、銀行の外貨預金の一般的なレートよりも安い傾向にあります。例えば、米ドルのMMFですと、TTSの為替手数料が50銭、TTBも同じく50銭、という具合です。

適用される為替レートはリアルタイムで決まりますが、実際に取引が成立(=約定)するのは翌営業日です。

最低の投資金額は証券会社によって異なりますが、例えば、米ドルのMMFなら10米ドルから可能な証券会社もあります。TTSが、1ドル当たり110円だったとしたら、110円×10米ドル=1100円から投資することができます。

外貨MMFの投資に当たり、購入時手数料の負担はありませんが、信託報酬という保有期間中の費用(=コスト)の負担はあります。とはいえ、先述の運用(=アセット)会社や証券会社などのWEBサイトで公表されている「直近7日間の年換算利回り」は、信託報酬を控除した(=差し引いた)後の利回りです。なので、実質的に費用(=コスト)を気にすることなく投資することができるのです。

一営業日ごとに投資と解約ができますので、お手軽と言えばお手軽です。為替のリスク、すなわち為替レートの変動によって利益もあれば、損失もあります。

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