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「団塊の世代」名付け親・堺屋太一さん ゆかりの人から惜しむ声

2/11(月) 19:46配信

ホウドウキョク

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団塊の世代の生みの親・堺屋太一さん(83)の訃報に、あの人からも惜しむ声。

「団塊の世代」の生みの親で、“ミスター万博”とも呼ばれた作家の堺屋太一さんが、8日、多臓器不全のため亡くなった。

83歳だった。

11日午後2時、石原慎太郎元都知事(86)が、自宅でFNNの取材に応じ、「非常に貴重な人を失ったと思いますね。あれはね、ある意味で文武両道を極めた男でね、官僚としての情報収集と分析力と、物書き・作家としての発想力の2つを備えた、珍しい知識人でしたね」と語った。

官僚出身の作家で、経済企画庁長官も務めた堺屋太一さんと同じ時を生き、ともに時代を築いてきた、86歳の石原慎太郎元都知事。

2018年10月には、BSフジの「プライムニュース」に、そろって出演していて、堺屋さんは「日本は平成になってから、どんどん低欲社会。欲望のない社会になったんです。これは、一番危険な状態なんです」などと話していた。

石原元都知事は「歴史をちょっとひねって捉えたり、日本の将来について予見するというのは、非常に正確に持っていた。独特な発想力がある人でしたねと話した。」

独特のセンスと言葉で、時代時代を切り取ってきた堺屋さん。

「巨人・大鵬・卵焼き」も、堺屋さんの発言から生まれたという。

1960年に当時の通産省に入省すると、在職中に作家デビュー。

1976年のベストセラー小説「団塊の世代」では、戦後のベビーブーム世代を、かたまりを意味する「団塊」と名付け、高度経済成長の原動力となったこの世代が将来招く高齢化社会を、いち早く予見した。

69歳の男性「われわれ団塊の世代。今なら、なんぼでも上にあがれると思うけど、なかなかあがれなくて、年功序列だからね」

70台の男性「結構、社会人にとっては大変だったけどね。結構恵まれた世代かな」

堺屋さんの大きな功績の1つが、1970年の大阪万博。

30代の若さでプロデューサーを務め、開催を成功に導いた。

堺屋さんは2012年、「ものすごい情熱が日本中に燃え盛ったと思う。これが、わたしにとって1番、人生の誇り」と話していた。

愛知万博、そして上海万博など数々の博覧会に携わり、ついた異名は“ミスター万博”。

万博を通じて親交のあった、歌手の嘉門タツオさん(59)は「『みんなを驚かす』というようなイベントが好きなんですね。2025年に(大阪)万博が決まっただけにね。ゆっくりお休みください」と話した。

通産省を務めたあと、1998年には、民間から経済企画庁長官に抜てきされ、入閣した。

堺屋さんは1998年、「(一言お願いします)寝不足です」、「日本経済の構造的な転換が必要ですね」、「それを本当にできる人が期待されていると思います」などと話していた。

そして、第2次安倍政権で内閣官房参与に起用されると、「今の日本は楽しくない。楽しい社会を作らないかん」と話していた。

通夜は16日、告別式は17日に執り行われる。

FNN

最終更新:2/11(月) 19:46
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