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光州5・18市民団体「妄言発した韓国党議員除名まで国会前で座り込み」

2/11(月) 17:16配信

ハンギョレ新聞

5月団体メンバー約60人、11日から国会前で  「キム・ジンテ、イ・ジョンミョン、キム・スンレ除名まで」テントで座り込み 公聴会の発言・主催者を捜査機関に告訴 5・18記念財団ら「憲法を冒涜し国民を愚弄した責任問う」 イ・ヨンソプ光州市長「真実を踏みにじる蛮行」

 自由韓国党の議員が8日、「5・18真相究明」という名の公聴会で、5・18光州民主化運動を“暴動”と規定し、犠牲者を「従北(北朝鮮に盲目的に従う)左派が作った怪物」と罵倒したことに対し、光州5・18団体が強く批判した。5・18団体のメンバーらは11日から、妄言を発した国会議員の除名を要求する国会前テント座り込みを行うことにした。

 5月団体メンバー約60人は10日、自由韓国党がキム・ジンテ、イ・ジョンミョン、キム・スンレ議員ら3人を除名するまで、11日から国会前に張ったテントで座り込みをすると発表した。彼らはまた、公聴会の発言内容をすべて分析し、主催者と発言者全員を名誉毀損の疑いで捜査機関に告訴することにした。5・18歪曲阻止市民行動団約30人は、このようなフェイクニュースに対応するため、ユーチューブの映像物を制作し配布するなどで対抗する方針だ。5・18当時、市民軍状況室長だったパク・ナムソン氏(65)は、「発言内容を伝え聞き、ぞっとした。常習的に5・18を侮辱するチ・マンウォン氏は直ちに拘束すべきであり、韓国党の国会議員たちは免責特権のない場で妄言をしたので、ただちに除名しなければならない」と述べた。

 チ氏は、パク・ナムソン氏を北朝鮮から派遣された「特殊部隊71号」と名指し、既にパク氏によって名誉毀損で告訴されている。これを含め、チ氏は2015年から北朝鮮軍介入説をオンライン上で流し、カトリック正義平和委員会と5・18市民軍15人から名誉毀損の容疑で6回も告訴された。その後、検察が2017年8月に同じ容疑で在宅起訴し、今年3月26日にソウル中央地裁で11回目の公判を受ける。また、民事訴訟では昨年12月、最高裁で5・18団体などに1億500万ウォン(約1千万円)の賠償を命じる判決を受けたが、現在までこれを履行していない。

 同日、5・18記念財団と5・18の3団体は「自由韓国党が民意の殿堂である国会で5・18内乱の首魁で無期懲役を言い渡された全斗煥(チョン・ドゥファン)を英雄だと言及する公聴会を開いた。この日出た妄言は憲法と歴史を冒涜し、国民と光州を愚弄する行為であるため、必ず責任を問う」と明らかにした。5・18記念財団のチョ・ジンテ常任理事は「そもそも5・18特別法の制定を嫌っていた韓国党が、調査委員の推薦を3カ月も延ばし、今回は事実を歪曲する公聴会まで開いて5・18真相究明を妨害しようとしている」と嘆いた。5・18負傷者会のキム・フシク会長も「自由韓国党が3月から行われる5・18真相調査を控え、理念対決を煽っている。全斗煥を英雄にし、虐殺政権に正当性を与えようとする扇動は逆風を受けるだろう」と憤慨した。

 市民社会団体と民主社会のための弁護士会(民弁)を中心に構成された「5・18歴史歪曲対策委員会」は、今回の公聴会の発言の度合いが深刻だと判断し、対応を検討している。民弁側ではこの機にドイツのナチス清算を手本に「5・18歪曲・捏造処罰法」を制定すべきだという意見も出た。イ・ヨンソプ光州市長も9日に論評を出し、「一部で常識外れの韓国党議員らが国会で5・18の真実を踏みにじる恥ずべき蛮行を行った。彼らは5月英霊と民主市民の前で償いがたい罪を犯した」と批判した。

アン・グァンオク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:2/11(月) 17:16
ハンギョレ新聞

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