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オールスター出場選手紹介⑮/ドウェイン・ウェイド(ヒート)

2/11(月) 12:04配信

バスケットボールキング

2月18日(現地時間17日)に迫った「NBAオールスターゲーム2019」。今年もイースタン・カンファレンスとウエスタン・カンファレンスによるゲームではなく、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がキャプテンを務める「TEAMヤニス」と、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンを務める「TEAMレブロン」というオリジナルチームの対決という形で行われる。そこでバスケットボールキングでは、今年のオールスター出場選手を紹介していく。

■オールスター出場選手⑮ TEAMレブロンドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)

ガード/193センチ/99キロ/キャリア16年目
Twitterアカウント:@DwyaneWade
Instagramアカウント:@dwyanewade

<NBAにおける主な記録・功績>
優勝(マイアミ・ヒート):3回(2006,12,13)
ファイナルMVP:1回(2006)
オールNBAファーストチーム選出:2回(2009,10)
オールNBAセカンドチーム選出:3回(2005,06,11)
オールNBAサードチーム選出:3回(2007,12,13)
オールNBAディフェンシブセカンドチーム選出:3回(2005,09,10)
オールスターMVP:1回(2010)
オールスター選出:13回(2005~16,19)
得点王:1回(2009)

<2018-19シーズン 個人成績>
平均25.5分14.0得点3.8リバウンド4.3アシスト0.6スティール
※2月9日(現地時間8日)終了時点

ラストダンスを華麗に舞う、ヒートのフランチャイズプレーヤー

 昨年9月中旬。ヒートが誇るフランチャイズプレーヤー、ウェイドは今季限りでNBAから引退することを自らのSNSで表明。ヒートの優勝3度すべてに主力として貢献してきた男は、今季が自身のラストシーズンになることを開幕前に発表し、キャリア16シーズン目を迎えた。

 将来のバスケットボール殿堂入りが確実視されるスーパースターのフェアウェルツアーということもあり、今季は試合を終えるとほぼ毎試合、ウェイドは対戦相手の若手やベテランとユニフォームを交換し、数多くの選手とハグをして言葉を交わしている。

 とはいえ、ベテランならではの磨かれたスキルとリーダーシップ、プレーメイカーとしての実力は今でも健在。開幕3試合目のシャーロット・ホーネッツ戦で21得点、7試合目から3試合連続で18得点以上を挙げる活躍と、上々の滑り出しを見せていた。

 その後、娘の誕生により約2週間欠場するも、11月26日(同25日)のトロント・ラプターズ戦ではベンチスタートながら35得点の大暴れ。試合には敗れてしまったものの、ヒートのフランチャイズ史上、ベンチスタートの選手として歴代トップの得点をたたき出した。

 今年1月17日に37歳を迎えたウェイドは、これまでのキャリアで昨季(平均22.9分)に次ぐ少ないプレータイムではあるものの、チーム3位の平均得点を残しており、ベンチから貴重な働きを見せている。

 そんな生きるレジェンドを球宴の舞台でも見ようと、今年のオールスターゲームのファン投票でウェイドはイーストのバックコート部門の2位(220万8,598票)に入った。だが、プレーヤー投票とバスケットボールメディアによる投票の結果により、ウェイドはスターターから落選。

 1月下旬、ウェイドは地元メディア『Miami Herald』へ自身の思いをこのように表現していた。

 「もし僕がオールスター選手を選ぶなら、自分のことは選ばない。数多くの選手たちが初めてのオールスターになれるチャンスがある。彼らがそのスポットに入るべきなんだ」。

 オールスターのリザーブ選出からも漏れたウェイドだが、アダム・シルバー コミッショナーの粋な計らいによって、特別枠として自身13度目のオールスター入りとなった。するとウェイドは、同メディアへ「最高だった。数多くのファンが僕に投票してくれたことに感謝している。でもこれまでにオールスターに出場していない選手や2、3回目の出場チャンスがある選手たちのスポットを奪うようなことをしたくなかった。僕はこれまで12回も出てきたからね」とコメント。そしてこのように続けた。

 「コミッショナーが僕とダーク(・ノビツキー/ダラス・マーベリックス)に特別なスポットを作り出してくれたから、本当に最高な気分だ。すごく感謝してる。僕は楽しむことにするよ。偉大な選手であり、これまで何度も戦ってきたダークと共にプレーできる機会を得ることができてうれしいね。オールスターでプレーできることを楽しみにしているんだ」。

 今季ウェイドが残している個人成績は、今年選ばれた24名のオールスター選手たちと比較すると見劣りしてしまうことは否めない。それでも、これまでの実績と影響力を考えれば、会場でゲストとして紹介されるのではなく、プレーヤーとしてコートに立つウェイドを見たいと誰もが望んでいたはず。

 ウェイドにはぜひとも、最後のオールスターゲームを存分に楽しんでほしいものである。

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