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「歓楽街での成功に障害」客引きグループトップの死体遺棄 2被告の初公判始まる

2/12(火) 11:32配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県赤穂市の山林で昨年4月に神戸市西区の自営業岸健治さん=当時(33)=の遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職大上知晃被告(23)と、無職山崎登夢被告(22)に対する裁判員裁判の初公判が12日午前、神戸地裁(小倉哲浩裁判長)で始まった。大上被告側は起訴内容を認め、山崎被告側は死体遺棄罪は認める一方、殺人罪については「(手助けした)ほう助罪にとどまる」とした。

【地図】違法客引き、複数グループ暗躍

 起訴状によると、2人は共謀し昨年1月27日未明、神戸市西区に止めた乗用車内で岸さんの首を包丁で切り付けるなどして殺害。その後、赤穂市の山林に穴を掘って遺体を埋めたとされる。

 検察側は、両被告が岸さんをトップとする神戸・三宮の客引きグループに所属し、岸さんの態度に不満を抱いており「歓楽街での成功を望んだ大上被告が、岸さんが障害となるので排除したいと考えた」と指摘。「殺害の計画や準備、遂行の過程で山崎被告は大上被告と一緒に行動し、強い信頼関係があった」とした。

 大上被告側は、当時の状況や岸さんとの関係性を考慮するよう求めた。山崎被告側は「大上被告に殺害を思いとどまらせようとし、終始消極的だった」と主張した。

最終更新:2/12(火) 11:42
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